乃木坂の一期生最年少ちゃん

世依ちゃんの身に起きた素敵なお話 ページ36

#SHOWROOM
#のぎおび


｢私、今 22歳なんですけど、
22年間の人生で本当に出会えてよかった…
この人と出会えてよかったって思うお話があって、
ちょっと泣いちゃうから(笑)
あんまりお話することはないんだけど、
ちょっと聞いてくれます？

あのね、2年くらい前に、
今はミーグリだけど
握手会をまだやってた時のお話で、
毎回 私のレーンの先頭に並んでくれている
ファンの方がいらっしゃって男性の方なんですけど。

その先頭に並んでくれている方のことを
"鍵開け" って言うんだけど、
毎回 鍵開けなのよ。
だから私も認知してて、覚えてて。
お名前もしっかり覚えてたのね、その方の。

すごい他愛もない話をしたりとか、
軽口を叩けるくらい仲良くなって、
でもある時から来なくなっちゃったの。
それが私はすごくショックで、
"気づかない間に傷つけちゃったのかな" とか、
"他の子に推し変しちゃったかな" とか、
まあ 色々と考えちゃってさ。
でもその方が来ることはそれ以降なくて。

そしたら、その何ヶ月かあとの握手会で、
その…男性の方が毎回並んでくれていた鍵開けに
女性が並んでたんですよ。
で、まあ聞いたらその方のお母さんで。
色々とお話をしていたら、
どうやらその男性の方は病気だったらしくてね。
まあ、結論から言うと、亡くなられたんですよね。
私は当たり前だけどそれを知らなくて、
でも知らなかったことがすごく悔しくて。

そのお母さんが "病気が見つかってから
すごく性格が暗くなっちゃったけど、
世依ちゃんに出会って変わったんですよ" って、
"ありがとう" って言ってくださって、
すごく嬉しかったですね、うん。

っていう、お話。
ライブもね来てくれてたのかは分からないけど、
なんかのライブ…何かは忘れちゃったけど、
何かのライブでね、
世依の推しタオルを肩から掛けて、
世依のサイリウムカラーのペンライトを持って、
世依の生誕Tシャツを着てたファンの方がいたよ！って
いうのを、
ずーが公演が終わってから教えてくれて。

世依は その場面を見てはいないから、
その方かどうかは分からないんだけど、そう。
そういうことがあってね、
その方だったらいいなあって思ったよ｣

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