78話 ページ37
景光｢ゼロが組織の仕事で抜ける時に、他の定員に申し訳がつかないんだと｣
伊達｢なるほどな｣
松田｢……ところでよ、降谷にヒロ。改めて俺らに言うことはねぇか？｣
景光｢言うこと……？｣
零｢ん？あぁ……お前天然パーマそのままにする事にしたんだな。いつだったか梅雨の時期が酷いからストレートにするとか言っていたが｣
松田｢ちっげーよ！バカかお前！なんなんだよ、頭いいくせになんでこんなにもバカなんだよお前は！それとも何か！？徹夜明けとかで頭回ってないのかよ！｣
萩原｢ったくもう、ゼロくんにヒロくんや。俺らず〜っと！心配してたんだからね！さっきも言ったけど、なんにも言わずに何年も音信不通になってさ、俺らの前から姿も痕跡も消して……久々に会えたと思ったら他人のフリして……｣
松田｢俺らがどれだけ心配したか、いい加減気付けよバーカ｣
零｢……その言葉、そっくりそのまま返してやる。特に萩原！お前防護服着ないで爆弾処理とは何事だ？前々から言っていただろ、防護服を着る事の大切さを！よりによって、遠隔操作されていた爆弾の前で何してんだ！お前が助けたって言う少女がいなければどうなっていた事か！｣
萩原｢それはマジでごめんって！｣
零｢何が、＜因みに保護者待ってたら工藤優作と藤峰有希子が登場したんだけど、ヤバくない！？まさかこの2人の娘さんに助けられるとは思わなかったよ！顔は見えなかったけど、あれは絶対に可愛い子だぜ！＞だ！｣
萩原｢覚えてんのかよそれ！｣
零｢当然だ。ったく、もしその子がいなければ死んでたかもしれないんだぞ？この話を聞いて俺達がどれだけ肝を冷やしたか……｣
景光｢うんうん｣
萩原｢いやぁ、あん時は大変だった。止まったはずのタイマーが再び動きだした時はマジで死ぬかと｣
零｢とりあえず数発殴らせろ｣
景光｢あ、ゼロ。俺も殴るー｣
ﾎﾟﾝﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟﾝ
↑見せられないよーBy作者
萩原｢いってぇ……じんぺーちゃん、お助け……｣
松田｢これに関しては萩の自業自得だからなぁ｣
零｢松田もだ！爆弾間に挟んで爆弾魔と推理合戦なんてどこの漫画だ！もう一つの爆弾の在処が分かってなかったらお前死ぬ気だったろ！？｣
松田｢仕方ねぇだろ、俺1人と多くの人間の命天秤にかけたらそうなるだろーが｣
景光｢にしてもだよ。めちゃくちゃ心配したんだからな｣
零｢伊達は……まあ、交通事故にあいかけただけだからいいとして……｣
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作者名：ミニgirl | 作成日時：2021年10月15日 19時
