64話 ページ23
元太｢おしっ！行くぞ！｣
歩美／光彦／元太｢｢｢おー！！｣｣｣
宝の山があると信じ、走っていく4人。それを追いかけるA。そんな5人の姿を遠くから眺める怪しい3人の男の姿が……
???｢｢｢フフフフフフフ｣｣｣
_______________
光彦｢ありませんね……5番目の星型の標識……｣
元太｢くそぉ……後ちょっとでお宝だというのに……｣
歩美｢あれー！？水族館に着いちゃったよー！？｣
ｺﾅﾝ｢え、そんな……(どういうことだ？月見通りは東都タワーから南部水族館までの道。この間に5番目の図形がないわけないのに……それとも俺の推理が間違っているのか？)｣
貴女｢コナン、その地図ちょっと見せて｣
ｺﾅﾝ｢あ、うん｣
貴女｢……あ、なるほどね｣
ｺﾅﾝ｢何かわかったの！？｣
貴女｢じゃあ、ヒントをあげようかな。まず、このOROがイタリア語で金を意味しているのは掴めているよね？｣
ｺﾅﾝ｢うん｣
貴女｢となると……この暗号を書いたのはイタリア人の可能性が高い。金のことをOROとイタリア語で書く人物が、日本語である月見通りを月の形で表すのは不自然よ。だからこの月の形は、月単体として見るべきもの。月が意味するものを夜と仮定したら……？｣
ｺﾅﾝ｢夜……夜しか見えないもの……そうか！分かったぞ！！｣
歩美／光彦／元太｢｢｢え！？｣｣｣
ｺﾅﾝ｢もう一度最初の場所に戻るんだ！｣
元太｢お、お、オイ！コナーン！｣
元太｢コナン、何が分かったんだよ……｣
ｺﾅﾝ｢この暗号は、ネオンの形を描き並べた宝の地図なんだ｣
歩美｢ネオンの形？｣
ｺﾅﾝ｢そう、2番目の図形のネオンは……あれだ！｣
彼らは2番目の図形のネオンの下へ走る。そして、キョロキョロと辺りを見渡し、3番目の図形のネオンを探す
ｺﾅﾝ｢あった！｣
元太｢本当だ！｣
歩美｢じゃあ、次はあそこの下へ行って｣
光彦｢傘型のネオンを見つければいいんですね！｣
3番目の図形のネオンの下へ走り、次は4番目の図形のネオンを探す
光彦｢ありませんねぇ傘型のネオン……｣
元太｢やっぱり違うんじゃねぇの？｣
ｺﾅﾝ｢もう見つけたよ｣
元太｢えぇ！？｣
ｺﾅﾝ｢あれだよ｣
元太｢何言ってんだよ？あれはお日様……そうか！雨のマーク！この暗号を描いた日は次の日は雨の予報だったんだな！｣
ｺﾅﾝ｢よし、次は星型のネオンだ｣
4番目の図形のネオンの次は、5番目の図形のネオン
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作者名：ミニgirl | 作成日時：2021年10月15日 19時
