58話 ページ17
零｢それに、その練習試合でAがプレイを見せつければ……｣
景光｢話題にもなる｣
零｢幸先いいスタートだな｣
貴女｢これがどう転ぶかは分からないけどね。とりあえず、目下とする問題は薬の調整だよ｣
景光｢そうだな……せめて専属の医者とかが見つかればいいんだけど｣
貴女｢フットワーク軽い医者なんてそうそういるかなぁ……しかも、こんなことに巻き込んじゃうわけだし……｣
景光｢だよなぁ……｣
一方その頃、鉄塔広場では
円堂｢そうだ！みんな、もう一人新入部員がいてさ！｣
すっかりやる気を取り戻し、自分の元に集まった部員達と話をしていた円堂。ふと、先程までサッカーをしていたAの事を思い出し、話題に出した
半田｢江戸川のことか？｣
円堂｢ああ！あいつ、すっげーシュート打つんだ！そういや部室に寄ったって聞いたな｣
染岡｢……俺ら江戸川に謝んねぇといけないことがあってさ｣
円堂｢ん？｣
染岡｢逆ギレして掴みかかろうとしちまったし、結局かわされたけど……説教されて気付けたこともあっから、とにかく謝んねぇとって思ってさ｣
円堂｢そっか｣
風丸｢……なあ円堂、その江戸川ってやつ、そんなに凄いのか？｣
円堂｢おう！今でも手がジンジンしてるくらいすげぇシュートだったんだ！｣
風丸｢ふーん｣
_______________
蘭｢お弁当は持った？忘れ物はない？｣
貴女｢大丈夫！｣
小五郎｢気を付けて行ってこいよー｣
貴女｢はーい、それじゃあ行ってきます｣
3人｢｢｢行ってらっしゃい｣｣｣
翌日。Aは小五郎、蘭、コナンの3人に見送られ家を出る。電車通学となる雷門中に通う際も、昨日サッカー部に入部すると言った際も、凄く心配してくれた蘭に対して、最近では｢義理でもいいからこの子に妹になってほしい！私、新一を応援するわ！｣となっているA。すっかりこの日常にも慣れ、何気に初めての中学生生活を楽しんでいる
景光｢Aちゃん、おはよう｣
貴女｢おはよー唯兄。透兄もおはよー｣
零｢おはよう。気を付けて行ってくるんだよ？｣
貴女｢うん、行ってきまーす｣
景光／零｢｢行ってらっしゃい｣｣
降谷と諸伏が安室透、翠川唯としてポアロで働くようになってから数日が経ち、毛利家近辺のガードは完璧だ。まあ、当の2人はいつ自分の同期達が来店するかヒヤヒヤしているようだが……
貴女｢(んーいい天気、今日は絶好の運動日よりだなぁ)｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミニgirl | 作成日時：2021年10月15日 19時
