【ハイキュー!!】他人には興味ない系女子の日常

14:住めば都 ページ15

家から学校まで歩いて20分ぐらいの道を全力ダッシュ。
学校に着いた頃には三時間目の三分の一経過しており、息も絶え絶え。


ｶﾞﾗｯと教室の戸を開けば注目の的。


「セーフ？」


先生「あほか、アウトや。はよ、席つけ」


おい、角名。お前、笑ってるのバレてるからな。肩震えてるの分かってるからな。何なら、寝坊したのはお前のせいだからな！


角名「おそよう、寝坊助さん」


「おそよう、角名太郎。お前に頼まれたやつ仕上げてたら寝坊したわ」


角名「人のせいにするなよ」


「ごもっともだわ」


正論で返してきやがった。
こやつ、やりおる。



それからは真面目に授業を受けた。遅刻したやつが真面目というのは甚だ疑問だが、まあ良いだろう。



「はい、ポスター」


角名「ありがとう」


「あとは文字書いてもらえばいいだけだから」


角名「わかった……………ねぇ、何時まで寝癖つけてるの？」


「忘れてたわ。これ直んないから無視してる」


「へー」


おい、スマホをかまえるな。そして、写真を撮るな。金取るぞ。

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