間違っちゃいない (ページ3)

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西畑side

ジャニーズWESTさんがデビューして、
紫耀と廉が東京にいってから

関西ジャニーズJrはファンの人達からさえも焼け野原と称されるほどにボロボロに崩れてった。

そんな時スポットを当ててもらえたんが
西畑、おおにっちゃん、康ちゃん、龍太くん
の4人で、そんな俺たちを文一くんが支えてくれてた。

やけど、、、
文一くんも俳優っていう新たなステージに進んで

そのあとは信号と呼ばれた3人組、
高橋、みっちー、長尾がメインに加わり、

正門たちバンドメンバーや、
頼れる8人のお兄さんたちが、関ジュを支えてくれとった。

色んな括りはあったけど、
正式なグループが無いまま過ごしていた日々は、
突然終わりを告げることになった。

“なにわ男子”の結成

それによって、ファンの間では1つのグループやった、8人のお兄さんたちのグループは事実上の解体を告げられたも同然やったし、

何よりも驚いたのは、康ちゃんと龍太くんをメンバーに入れへんかったこと。

そんななか俺はというと、なにわ男子のメンバーに選んで頂き、またセンターを務める事になった。

これが最後のチャンスって言うことは、重々承知してるし、誰よりも丈くんとはっすんがそれを感じてるはず

それに、なにわ男子が結成されて行う初めての公演は関ジャニ∞の横山くん、大倉くんにも携わって頂いてる公演とあって、失敗は許されへん。

そんなプレッシャーからか、稽古にのめり込んでたおかげで世間の声を聞かずにおれたのに、、、

｢なぁ、、聞いたかよ。｣

｢あー、なにわ男子？
ってゆーか、また西畑がセンターなのな、｣

｢しかも、向井と室を外してだろ？｣

｢2人のどこを西畑が上回ってんのか……
歌唱力も、ダンススキルも、アクロバットも、
何ひとつとして勝ってねぇだろ｣

｢それに西畑に大きく欠けてんのは人望じゃね？
正直それがものを言うこの世界で、欠けてるってなるとグループ的にも不利になるのにな。｣

｢人望ねー……
確かに室と向井には歴という大きな武器があるもんな。その分先輩と関わってきた時間も濃い上に、
後輩への接し方も分かってる。｣

｢そ、、、実際慕われてんじゃん？
色んな方面からさ、｣

っっっ、、、またや。
この前と同じスタッフさん。

しかも、またなんも間違ってへん。

それに薄々感じとったけど、俺ってやっぱり人望無いんよな……