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まさかの2回目のご飯会きたあ、、、
ソワソワとドキドキで、今日1日自分が仕事をやってた感が全くない。本当申し訳ない
待ち合わせ時間ちょうどにお店に入り、予約している佐久間の名前を告げると、個室へ案内された。
大介くんからは何も連絡は来ていないから、今日は遅刻してないのかな?と思いながら、室内に入ると
ひょっこと、ふわふわなピンク頭が目に入った。
「おっちー!!」
と、ニコニコな笑顔でお手手をフリフリしながら迎え入れてくれたその姿は、はあ。もう本当天使すぎる…
そんな天使を目の当たりにし、私はただ口元に手を当てて入口にて立ち尽くしていることしかできないでいた。
すると。
座っていたはずの彼が立ち上がり、口を膨らませながら近づいてきて(かわいい)、私の手をサッと取ると引っ張って座る場所までエスコート?してくれた。
やっと席につくのを見届けた彼は
「まったく、、、久しぶりに会うとこんな対応されるなんて、困っちゃうねえ」
と、少し呆れつつもなんだか嬉しそうな表情で向かいの席に戻って行った。
『うう、、ごめんなさい…。でも、不可抗力というか…、特に久しぶりに見ると尊さの破壊力がね…』
「うん。まあ、確かにわからなくもない!てか、俺も人のこと言えないかも…!共演者さんにこんな態度とってるわ笑」
とまあ、久しぶりのご対面は、ただただ推しとファンのあれだったけど…笑
その後飲み物と、大介くんおすすめを頼んだが、これまたどれもとっっても美味しくて。会話は自然と弾んだ。
メッセージ上でもやり取りしていた、今やってるアニメとか、ドラマとかの話であったりお互いの近況を話すと、さらに盛り上がり、本当楽しい時間が過ぎていった。
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・
「あ!忘れる所だった!」
デザートを食べていると、急に声を上げた大介くんが鞄の中を探しはじめた。
…どしたどした??
「あった!!はい、これ!Aちゃんに渡したかったもの!」
と、その手には某ジュエリーブランドの紙袋が握られていた。
だいぶ高価なものであるはずで、私は動けず固まっていると。すぐに反応ができないのをみかねたのか、
また、はい!っと、さらに私の前に差し出されたから、断る事もできず恐る恐る受け取った。
『ありがとう!…中、見ていい?』
と聞くと、
嬉しそうに、こくんと頷かれた。
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ねこの(プロフ) - 明瑠さん» ありがとうございます!ひゃー!そう言っていただき、嬉しいです!!そうですね、このカップルはこの先も色々とありそうですよねえ…笑きっと周りからの手厚いサポートがキーですね笑笑 (3月4日 22時) (レス) id: 6eee8636cc (このIDを非表示/違反報告)
明瑠(プロフ) - 初めまして!タイトルでとても気になって読み始めて、読んで良かったと心の底から思いました!少し遠回りな壁も多いだろう2人のこれからがとても楽しみになる終わり方でした!2人の今後やメンバーとの会合など短編集のような形でも見たいと思いました!! (3月4日 21時) (レス) @page36 id: 5603014888 (このIDを非表示/違反報告)
ねこの(プロフ) - ゴマ団子さん» コメントありがとうございます!もう100パー私の思いつきというか、妄想となっていますが…笑。お付き合い頂きありがとうございます!本当、こんなことあったらいいのに…ですね!笑 (3月1日 17時) (レス) id: 6eee8636cc (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子(プロフ) - 初めまして。いつも読んでいる者です。いやぁ、すれ違いからの急展開!!思わず叫びましたね。笑こんなこと、現実にあったらいいのにー。長文失礼いたしました。 (2月29日 23時) (レス) id: be5f4b3a72 (このIDを非表示/違反報告)
ねこの(プロフ) - ちいさいばあばあさん» わわ!リピートありがとうございます!続編お待たせしました!長い間、待たせてしまい申し訳ございません…! (10月13日 3時) (レス) id: 6eee8636cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこの | 作成日時:2023年7月3日 10時