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「...そ、そうね。うん。」
「無理でッーーーーーーす ！！！ 今井なんかに指図されるいわれはねェんだよォオオオッ ！！！ ...って、え ？ あれ ？ えっ ？ Aちゃん、？」
「ちょっと ！！ 三ちゃん ！！ 」
すると、三橋がAさんの存在に気付いて近寄って来やがった。理子さんは俺がAさんを抱き上げた時に直ぐ察してくれたと言うのに...全く、空気の読めない野郎だぜ三橋。
Aさんの顔が見られないように俺は首に廻らせていた手でそっとAさんの顔を覆わせる。
理子さんに服を掴まれ引っ張られている三橋は何を見たのか知らないが急に目を丸くさせその阿呆面を晒し始めた。ピシリ、音を立てて固まる。
「...もう。ごめんなさい今井くん。えっと、Aにも宜しく言っておいてね ！ それと、程々に、」
「！！ ...ああ、すまねェ理子さん態々」
気まずそうな顔で俺にだけ聞こえるように囁く理子さんに俺は視線を逸らしながら頷く。そしてそのままそそくさと理子さんはだらしなく固まる三橋の襟元を引っ張って何処かへ行ってしまった。
辺りを見回し誰もいなくなったことを確認する。どうやら暫くは人が来る気配はない。ほっと安堵の息を吐いて俺は腕の中で眠るAさんを見た。
「...火を付けたのは、Aさんだ」
蘇るのは、Aさんの顔。
揶揄うようにして滅多に口にしないその言葉を言うから拍車がかかってしまったのだ。
Aさんの歪む顔、紅潮する頬、柔らかい唇、弱々しく動く舌、思い出すだけでも全身の血が滾る。酸欠で倒れさせてしまう程に私利私欲に夢中になっていた。俺がどれ程あなたを愛しているか、俺はどれだけあなたに俺の存在を植え付けることができるか。あなたの中を全て俺で満たして欲しくて、つい苦しい思いをさせてしまった。
目が覚めたら彼女はなんと言うか。笑ってくれるだろうか。酷いと怒るだろうか。
「...Aさん、愛してます」
だが、彼女が起きた時の第一声が俺の名前だったら良いな。と思う俺は この上なく彼女に惚れている。
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みかど(プロフ) - クソすぎる駄作者さん» 遅くなってすみません ...(´；；｀)少し首を傾げる部分があるご都合展開になってしまいましたが、良ければ書けたので 読んでもらえると嬉しいです (´∀`) ありがとうございました！！ (2019年1月27日 1時) (
レス) id: 740556791c (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - みかどさん» 返信ありがとうございます！分かりました！見てみます！ (2019年1月23日 2時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
みかど(プロフ) - クソすぎる駄作者さん» コメント、ありがとうございます ！！ わっわ ！！ 凄く嬉しいです ！！ 本当にありがとうございました ッ！！ m(_ _)m 少し前に書いたものですので 、あやふやですが ... もしも書けましたら 私が作った【小咄】に載せますので お気軽にお待ちくださいませ ... ！ (2019年1月22日 20時) (レス) id: 740556791c (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - 忘れたくなかった の続きって書けますか！？書けたら是非お願いします！お気に入り登録、評価失礼しゃす！ (2019年1月22日 19時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
みかど(プロフ) - 美里さん» 励みになる言葉を有難うございます ヽ(*^^*)ノ 頑張りますっ (｀・ω・´)ゝ (2019年1月17日 23時) (レス) id: 740556791c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカド
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月22日 20時
