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『... ！ 今井、さ...んぅっ ！』
その音にはっと気付いて私は直ぐに今井さんから離れようと頭を後ろに引くも私の頬を添える手に力が込められ今井さんから離れることができなくなってしまった。
誰かに見られたらどうしよう ！！
そのことで頭の中が埋め尽くされていた私は慌てて今井さんの胸板を叩き力一杯暴れれば、今井さんの舌が激しく私の口内を荒らしに来た。
咄嗟に今井さんの目を見てやめてくれと懇願するも今井さんは私の歯列をなぞったり角度を変えて私の唇を噛み付いたり、とその行為に集中していて止めてくれない。
『や、...っ、いま、さ、』
息を吸う行為さえ忘れてしまうように乱される私の口内。息ができなくて苦しい。足音はどんどんとこちらへ向かって歩いているのに、どうしよう。
唇の端からもう誰のかさえ分からない粘着力のある液体が垂れてくる。酸素を求め力を振り絞って逃げるように唇をずらしても今井さんは直ぐに追い付いてしまった。
苦しい。息が苦しい。
ぼやけていく視界。
私の頬を力強く添える大きな手。
逃げることも許さないと執拗く深く絡めてくる生温かい舌。
( ...もう、だめ、 )
私の体は脱力して、
そのまま意識が暗闇に溶け込んでしまった。
＊ ＿ ＊ ＿ ＊ ＿ ＊ ＿ ＊
「あれ...今井 ？ お前、何してんの ？」
「えっ ？ 今井くん ？」
「みっ、みみみみみみみみ三橋と理子さああああんッ ！！！ こんな所でお会いするなんて凄く凄く偶然ですねぇーーーーッ ！！！」
酸欠で倒れてしまったAさんをできるだけ優しく抱き抱えていたら後ろから嫌という程聞き慣れた腹立つ声が聞こえ舌打ちをしながら優しい俺は振り返ってやった。
そうしたらそこには理子さんもいて、顰めていた眉が自然と緩くなり俺の顔には笑みが浮かばれていく。
だが 二人で仲良く散歩でもしていたのか知らないが、良い所で邪魔が入るのはもう運命なのかもしれない。
「...で、理子さんとそのお付の三橋。今俺は悔しいが相手ができねェ。だから悪いがここから立ち去ってはくれんだろうか...」
Aさんの膝裏と背中に腕を廻して立ち上がれば俺はもう自分でも分かる輝かしい笑顔を二人に向けて言った。理子さんには大変申し訳ないが、ここは何も見なかったことにして欲しい。
Aさんの顔は、今は誰にも見せたくねェんだ。こんなに可愛い寝顔は、俺だけが見れれば良い。
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みかど(プロフ) - クソすぎる駄作者さん» 遅くなってすみません ...(´；；｀)少し首を傾げる部分があるご都合展開になってしまいましたが、良ければ書けたので 読んでもらえると嬉しいです (´∀`) ありがとうございました！！ (2019年1月27日 1時) (
レス) id: 740556791c (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - みかどさん» 返信ありがとうございます！分かりました！見てみます！ (2019年1月23日 2時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
みかど(プロフ) - クソすぎる駄作者さん» コメント、ありがとうございます ！！ わっわ ！！ 凄く嬉しいです ！！ 本当にありがとうございました ッ！！ m(_ _)m 少し前に書いたものですので 、あやふやですが ... もしも書けましたら 私が作った【小咄】に載せますので お気軽にお待ちくださいませ ... ！ (2019年1月22日 20時) (レス) id: 740556791c (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - 忘れたくなかった の続きって書けますか！？書けたら是非お願いします！お気に入り登録、評価失礼しゃす！ (2019年1月22日 19時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
みかど(プロフ) - 美里さん» 励みになる言葉を有難うございます ヽ(*^^*)ノ 頑張りますっ (｀・ω・´)ゝ (2019年1月17日 23時) (レス) id: 740556791c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカド
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作成日時：2018年12月22日 20時
