感情 ページ47
勿論、『その』噂もAの耳に入っていた。
A………。
Aは只下だけを向いていた。
A普通、お話とかじゃ、主人公が安心した…思う筈なのに…物語って、幻想だったのかな。
つまり、だ。Aが、好んで読んでいた恋愛小説にも、主人公の好きな人が、両想いの女の子に告白され、何故か断るという、場面がある。
その時、主人公は、『良かった。』と胸を撫で下ろし安心していた。
普通に考えて、もし自分にも起こったとしても、安心するだろうな、とAは考えていたのだが、
実際起こるとそんな感情など、安心できるほどない。
物語は幻想だったのだ。
物語が進むよう都合の良いように、
ま、確かに、安心はする。だけど、
A…安心しているのは、こころのほんの一角。嫉妬では無いけど、それではないと言いきれないし、だからといって、全てがマイナスの感情でも無く…喜びに似たものもある。でも、そんな単語じゃ表せない…。この気持ちは?
『似ているけれど、違う感情』
人とは、こんなに感情を感じる事ができたのか、と感心するほどの、心の渦。
その中でも、はっきりと感じ取れたのは
何に対してか分からない、行き場のない怒り…であった。
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あのん(*´ω`*)(プロフ) - if@1315さん» うん。更新頑張れ。 (2016年7月11日 20時) (レス) id: 56dbd6701f (このIDを非表示/違反報告)
if@1315(プロフ) - あのん(*´ω`*)さん» ありー、タッチペン欲しい (2016年7月11日 19時) (レス) id: bfc039202e (このIDを非表示/違反報告)
あのん(*´ω`*)(プロフ) - if@1315さん» 絵、うまくなったね。 (2016年7月10日 22時) (レス) id: 56dbd6701f (このIDを非表示/違反報告)
if@1315(プロフ) - 銀河さん» 了解、なおしとくー (2016年6月29日 21時) (レス) id: bfc039202e (このIDを非表示/違反報告)
銀河(プロフ) - あのん(*´ω`*)さん» ん (2016年6月29日 21時) (レス) id: 9f52a27bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:if@1315 | 作成日時:2016年3月29日 19時