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次の日


今日も昨日と同じ軽くおめかしして

教室でいつも通り本を読んでいると


夢「雪宮さん、ちょっといいかな?」

冷たい目で私を見る月野さんがいた

『あっ..えっと..』

夢「すぐ終わるから。来て。」

そう言って、私の手を強く引く

『っ..!』

正直怖かった。これから何を言われるのか、されるのか全く分からない


学校の校舎裏

人目の付きにくい場所

雑草が伸びっぱなしのままの場所に私は連れてこられた


『月野さん...?』

夢「ねぇ、蓮くんに言ったの?」

『えっ..?』

夢「蓮くんに今日怒られちゃった。Aちゃんと話すかどうかは俺が決めるから。夢は変なことしないでって。」

夢「何で言ったの?」

『目黒くんに聞かれたから..』

夢「はぁ..意味わかんない」

夢「急におめかしなんてしちゃってさ..笑」

夢「ヒロインぶってんじゃないわよ..!」


月野さんは私の肩を強く押した。バランスが崩れ、その場に倒れ込む


『いっ..』

夢「モブキャラはモブキャラらしくいればいいのに。」

夢「あんた、蓮くんの事好きなの?」

私を見下ろすその視線は、私の知ってるヒロインの月野さんじゃなかった..

私は震えながら首を縦にふる


夢「あっそ..、どんだけあんたが可愛くなろうが、蓮くんのヒロインは私だから。」

夢「あんたみたいな女に蓮くんは渡さない。」

夢「モブキャラの癖に。」

投げつけられたその言葉は私の心を深くえぐってくる

苦しくなって、涙が溢れてきた

『ごめんなさいっ...』

夢「何で泣くわけ?私が悪者みたいじゃん」

夢「マジでウザイ..!」

近くにあった石をひろい、私に向かって投げる

石が頬をかすり、血が少し流れ出る

月野さんに睨まれる。怖くてその場から動けない。


「何やってんの?」


後ろから声が聞こえた

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設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , 渡辺翔太   
作品ジャンル:恋愛
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MEGUMI(プロフ) - 大福さん» ありがとうございます!!嬉しいです! (2022年5月7日 23時) (レス) id: 15850e7978 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - こういう系めちゃすきなんですよ!なので何回も読んでます(笑)更新頑張って下さい! (2022年5月7日 20時) (レス) @page5 id: 4e5b9b703d (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - 夏目宮さん» ご指摘ありがとうございます!訂正しました! (2022年5月7日 11時) (レス) id: 15850e7978 (このIDを非表示/違反報告)
夏目宮(プロフ) - オリジナルフラグ着いてますよ! (2022年5月7日 11時) (レス) id: c1f3a10c7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MEGUMI | 作成日時:2022年5月5日 18時

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