とある夜の日の幸せ展開。 ページ35
……ん？
あ、そっか。
私、寝ちゃってたんだっけ。
あー、起きたくないぃ。
この幸せな時間を堪能していたい…
ところで、なんか背中が暖かい気がするのは、気のせいだろうか？
なんでもいいや、幸せだし……。
私は、寝返りを打った。
すると、目の前に整った顔がひとつ。
見慣れたその顔は、気持ちよさそうに寝ていた。
あ、なんだ、新村ちゃんか。
…………。
(□☆○￥$＄#&＄@☆←♡↑ыпощ☆□！？)
そう、気が付かないうちに私は新村ちゃんと同じベッドで寝ていたのである。
何この幸せ展開。
(｢あ、なんだ｣とか言ってる場合じゃねぇだろ！？んあぁあ近くで見たらめっちゃイケメンンン！幸せすぎじゃね！？)
まさかのAちゃん主人公カード引いちゃったパティーンですかい！？
ヤバいヤバいヤバいカッコイイ…
｢……んぅ？｣
『んぅ？』って！！！
『んぅ？』って！！！！！！
可愛すぎかよ！！！！
新村ちゃん最高！大好き！！
｢……うるさい｣
｢へっ？｣
新村ちゃんに軽くおでこを叩かれた。
何この愛のムチ。
Aちゃんモテすぎて困っちゃう←
｢…全部声に出てる｣
｢ウソやろマジ！？｣
｢だからうるさい｣
また叩かれた。
ちょっと待って理解が追いつかないぽよ。
…うん、これこそ夢オチなんじゃないの？
僕は夢を見ているんじゃないの？
いや、でも新村ちゃんに叩かれた時の痛みは本物だったし……
｢ねぇ発狂していい？
幸せすぎておかしくなりそう｣
｢どういうことだよ｣
軽くパニックを起こしていると、
病室のドアが開いた音がした。
音のした方角に顔を向けると…
｢あ♪Aちゃんだ♪
この部屋で寝てたの〜？｣
宇宙柄のウルトラ大天使キター！
そう、そこにはリンタロウがいた。
｢リンタロウ！｣
｢あ！コウくんと寝てるの？ずる〜い！｣
何その顔可愛い。
頭が混乱してるからなのか、私は変なことを口走ってしまった。
｢り、り、り、リンタロウもこっち来る！？
お、おいで！？！？｣
｢いいの？やった〜♪｣
｢とりゃ〜｣という可愛い声とともに、リンタロウはベッドにダイブしてきた。
待て。何だこの幸せ展開。
右にリンタロウ、左に新村ちゃん。
2人とも、私の方を向いて寝ている。
つまり、右を見ればリンタロウの顔、
左を見れば新村ちゃんの顔。
神々しくてどちらの顔も見られなくなった私は仰向けに寝ることにした。
両サイドからの寝顔攻撃やめちくり。
私はそのまま夢の中に誘われ、
目を閉じた。
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天音 みほ(プロフ) - 霧雪@誤字王女さん» コメントありがとうございます！え？金平糖？ンー？？見間違いじゃないかなー？？？ま、そんなことはさておいて、僕って美しいよね(( (2019年1月27日 14時) (
レス) id: e7164eec7a (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女(プロフ) - んんん･･･？おかしいなぁ･･･見間違いかなぁ･･･金平糖さんが見えたような･･･(( (2019年1月26日 8時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
天音 みほ(プロフ) - みゅーとさん» コメントありがとうございます！泣いたんですか！？こんな主人公ふざけまくりのギャグ小説に！？ありがとうございます…！リッちゃんとチエはんはもう親友っすよ。本編読んでて、｢これどっちも生存してたら親友同士でしょ｣って思ったのを小説にした感じです。 (2019年1月12日 15時) (レス) id: e7164eec7a (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - ヤバイです…本編より泣きました…リツちゃんとチエちゃんの友情が…もう…！(言葉で表せない) (2019年1月11日 22時) (レス) id: 46f91ead37 (このIDを非表示/違反報告)
斬歌(プロフ) - ちょwwwそんな褒められ方されるの結構久々ですw (2019年1月3日 19時) (レス) id: 8dd68f39fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 みほ | 作成日時：2018年7月14日 14時
