寄り添う気弱な2匹の狼 ページ33
アナザーストーリー
｢君の狼ゲーム｣
霜月ユキナリ目線でプレイEP.2
は…？
今、彼女は…
マキさんは、なんて言った？
｢え？ま、マキさん…？｣
｢でも、Aちゃんにはバレてたみたいで。
…言われたの。『お前は、本当に弱いな』って｣
どういうことだ？
今回の狼は、俺のはずなのに…
それからマキさんは、俺がキッチンに来る前のことを全て話し出した。
自分が狼ということが、バレていたこと。
ナイフを持って、襲いかかってしまったこと。
彼女の言葉が、自分の心を貫いたこと。
俺はとても驚いた。
いつも笑顔のAちゃんが、怒るなんて…
想像出来ない。
というか、それよりなにより…
狼が、2人いたなんて。
確かにルール上ではそんなの明言されてはいなかった。
だが、これまで、狼の襲撃に合う人が1人、狼裁判で処刑するのも1人だったから、自然に、狼は1人と感じてしまうのも無理はなかった。
まさか、マキさんも狼なんて…
俺は、驚きで言葉が出なかった。
｢…私ね、誰のことも殺せなくなっちゃった。
私、私ッ………このまま処刑されちゃうんだ。｣
マキさんはうずくまって、肩を震わせた。
泣いている。
だけど、彼女は笑っている。
｢……俺も、だよ｣
｢え？｣
｢…俺も、狼なんだよ｣
言わずにはいられなかった。
こんなに彼女が辛い思いをしているのに。
もう1人の狼が、死のうとしているのに。
指をくわえて見てるわけにはいかなかった。
｢俺も、狼のカードを引いたんだ。
Aちゃんにはバレていたけどね。｣
｢え、うそ…だって、今回の狼は私、なのに……｣
｢狼は1人とは限らないでしょ？
ルール上でも明言されてなかったし。｣
｢それは、そうだけど…｣
｢…だから、一緒に背負おう。｣
｢え…？｣
｢もしかしたら、
処刑されるのはどちらか片方かもしれない。
もしかしたら、
どっちも処刑されてしまうかもしれない。
でも、どっちだとしても、
どんな結末になったとしても…
君1人で、処刑の重圧に耐える必要は、無い。｣
｢ゆ、きなり…くんッ……！｣
マキさんはその茶色っぽい瞳を大きく見開いて、俺のことを凝視した。
その目には、確かな光が宿っていた。
(oﾟдﾟ)爻(ﾟдﾟo)
こんにちは！
イブプロEP.2、見ましたよー！！
ぬあああ、新村ちゃんイケメン…！
リンタロウもかっこよすぎかよ！！
何が｢エアガンなんて今まで触ったこと無い｣
だよ！
イケメンかよイケメンだな！
ではまた！
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天音 みほ(プロフ) - 霧雪@誤字王女さん» コメントありがとうございます！え？金平糖？ンー？？見間違いじゃないかなー？？？ま、そんなことはさておいて、僕って美しいよね(( (2019年1月27日 14時) (
レス) id: e7164eec7a (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女(プロフ) - んんん･･･？おかしいなぁ･･･見間違いかなぁ･･･金平糖さんが見えたような･･･(( (2019年1月26日 8時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
天音 みほ(プロフ) - みゅーとさん» コメントありがとうございます！泣いたんですか！？こんな主人公ふざけまくりのギャグ小説に！？ありがとうございます…！リッちゃんとチエはんはもう親友っすよ。本編読んでて、｢これどっちも生存してたら親友同士でしょ｣って思ったのを小説にした感じです。 (2019年1月12日 15時) (レス) id: e7164eec7a (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - ヤバイです…本編より泣きました…リツちゃんとチエちゃんの友情が…もう…！(言葉で表せない) (2019年1月11日 22時) (レス) id: 46f91ead37 (このIDを非表示/違反報告)
斬歌(プロフ) - ちょwwwそんな褒められ方されるの結構久々ですw (2019年1月3日 19時) (レス) id: 8dd68f39fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 みほ | 作成日時：2018年7月14日 14時
