リッちゃん帽子騒動 ページ13
1番最初に口を開いたのは、ミホさんだった。
｢あら…リッちゃん…♪アホ毛が可愛いわね♪｣
｢そ、それは…。｣
｢貴重なんで写真撮ってもいい？｣
｢ええで、連写しまくって永久保存コースや！｣
｢そ、それはやめろ！｣
｢帽子を被らないと、余計チビだな…。リツ…。｣
｢う、うるせー！｣
おっと？まさかのコウリツ展開ですか？？
ちょっくら死んできていい？
｢おい、A。何を考えてるんだ？
どうせ、いやらしいことだろう？｣
｢何故バレたし｣
｢まあまあ、2人とも…。｣
何か、新村ちゃんがエスパーになってるんだけどぉ。私こわぁい
｢リツさん…。大変そうだね…。
僕も寝グセには悩んでいるから、少し気持ち分かるかも…｣
｢寝グセと一緒にすんな！｣
｢そ、それにしても、リンタロウくんどこ行っちゃったんやろか…｣
よし、ここで爆弾発言したろw
｢リンタロウは植物室にいるよ。｣
｢ほ、本当か、A！｣
｢植物室は悲惨な状態になってるけどね…w｣
｢チエ、行くぞ！｣
｢は、はい！｣
そして、2人はリビングを出ていった。
｢…なぁ、A。｣
｢んー？どったの、新村ちゃん？｣
｢この後、あいつらはどうなるんだ？｣
｢あー…。それはね？｣
私は開け放たれたリビングの扉に目を向けた。
すると、廊下から誰かが走る音が聞こえ…
｢面白いことになるよぉ。ね、リンタロウ？｣
｢うん♪面白いことをするよ♪♪｣
扉からリビングに入ってきたのは、リンタロウだった。
｢なっ…！リンタロウ！？｣
｢Hey、旦那ァ！新村PCは確保しましたぜ！｣
｢い、いつの間に！？｣
｢ありがと〜♪話が早くて助かるよ♪｣
｢お前ら、何をするつもりだ？｣
｢｢フフフフフ…｣｣
｢｢君たちには、このリツ帽子(フェイク)を被ってもらう！！！｣｣
☆
ほぼ全ての準備が完了した頃、廊下から誰かが走って来た。
直後、リビングの扉が大きく開け放たれる。
｢と、とうとう追い詰めましたよ！
リンタロウくん…。
って…。何これ？｣
そう…。
私たちは、みんなにリツ帽子(フェイク)を被せた。
｢もう、どういうことだよ！｣
｢可愛いでしょお？｣
｢ご、ごめんね…。
2人にどうしてもって頼まれて…。｣
サトルさんが申し訳なさそうに話し出した。
｢リンタロウがね、リッちゃん帽子のフェイクをたくさん用意してくれてたんだぜ！
だから、それを皆に半強制的に被せたよ！｣
｢い、一体何が目的だよ！｣
｢え、だって面白いでしょ？｣
私は真顔でそう答えた。
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天音 みほ(プロフ) - 霧雪@誤字王女さん» コメントありがとうございます！え？金平糖？ンー？？見間違いじゃないかなー？？？ま、そんなことはさておいて、僕って美しいよね(( (2019年1月27日 14時) (
レス) id: e7164eec7a (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女(プロフ) - んんん･･･？おかしいなぁ･･･見間違いかなぁ･･･金平糖さんが見えたような･･･(( (2019年1月26日 8時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
天音 みほ(プロフ) - みゅーとさん» コメントありがとうございます！泣いたんですか！？こんな主人公ふざけまくりのギャグ小説に！？ありがとうございます…！リッちゃんとチエはんはもう親友っすよ。本編読んでて、｢これどっちも生存してたら親友同士でしょ｣って思ったのを小説にした感じです。 (2019年1月12日 15時) (レス) id: e7164eec7a (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - ヤバイです…本編より泣きました…リツちゃんとチエちゃんの友情が…もう…！(言葉で表せない) (2019年1月11日 22時) (レス) id: 46f91ead37 (このIDを非表示/違反報告)
斬歌(プロフ) - ちょwwwそんな褒められ方されるの結構久々ですw (2019年1月3日 19時) (レス) id: 8dd68f39fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 みほ | 作成日時：2018年7月14日 14時
