51話 太宰さんの予言に従う中也さんも中也さんだよねw ページ8
中也「真逆……」
"一番は敦君についてだ"
中也「って事は、二番目の目的は"俺に今の最悪な選択をさせること"?」
太宰「そ」
中也「俺が嫌がらせをしに来たんじゃなく……実は手前こそが嫌がらせをする為に、俺を待ってたって事か?」
太宰「久しぶりの再会なんだ。このくらいの仕込みは当然だよ」ニコッ
中也「死なす……絶対こいつ死なす……」
やっべえ。めっちゃ可愛い。
中也可愛い!!!
太宰「おっと、倒れる前にもうひと仕事だ。鎖を壊したのは君だ。私がこのまま逃げたら、君が逃亡幇助の疑いをかけられるよ?君が云うことを聞くなら、探偵社の誰かが助けに来た風に偽装してもいい」
中也「……それを信じろってのか」
太宰「私はこういう取引では嘘をつかない。知ってると思うけど」
中也「手前っ……」
ガクッ
あ、折れた。
中也「……望みは何だよ」
太宰「さっき云ったよ」
中也「人虎がどうとかの話なら芥川が仕切ってた。奴は二階の通信保管所に記録を残してる筈だ」
太宰「あ、そう。予想はついてたけどね」
中也「てッ……」
太宰「ああ、それともう一つ」
中也「もう一つ?」
ん?こんなシーン原作にあったっけ?
太宰「Aちゃん、知ってるよね」
あれ〜?
なんでそこで私の名前が出てくるのかな〜??
中也「なッ……!手前っ!なンで!」
太宰「彼女についての情報の記録の場所も」
…………スゥ。うん?
すんごい嫌な予感がするんだけど…
中也「手前、なん?……いや、それより、手前がなんで"あの方"の名前をッ!!」
太宰「いいから」
中也「……ッ!人虎と同じ所にある筈だが…」
太宰「ま、分かってたけど」
中也「てッ…めえ。チッ!……用を済ませて消えろ」
太宰「どうも。でもひとつ訂正。今の私は美女と心中が夢なので、君に蹴り殺.されても毛ほども嬉しくない。悪いね」
中也「あ、そう……。じゃ今度自 殺志望の美人探しといてやるよ」
太宰「中也……。君は実は良い人だったのかい?」
中也「早く死ねって意味だよバカヤロウ」
その言い方じゃあ、伝わらないよ、中也さん。
中也「云っておくがな太宰。これで終わると思うなよ。二度目はねえぞ」
太宰「違う違う。何か忘れてない?」
中也「…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
中也「二度目はなくってよ!」
『ッふ、んふふ。ブフッ。最っ高!!ヤバ、とまん、なw』
アブ《こりゃあ、ククッ。さい、こ、んブフッ!》
ロシー《ん"んっ!フッ》
52話 そろそろ中也さんが敬語を外してくれると嬉しいんだけどな……。いや、敬語を使う中也さんは面白いけどさ→←50話 アブサロムとロシーが太宰さんの発言を聞いて、ドン引きの目で見てるよ……分かるけど
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壊(プロフ) - 設定読んでたら、ただの一般人とは?ってスペキャになるんだが??? (10月21日 21時) (レス) @page1 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - 桜さんありがとうございます! (2023年5月12日 20時) (レス) id: ed5fab0d73 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 頑張ってください!初めてコメントするので緊張しています。更新もいろいろ頑張ってください!応援しています!!いつも楽しませてもらっています! (2023年5月11日 22時) (レス) id: d710d605b3 (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ君。(プロフ) - kさん» 確かに! (2023年5月10日 22時) (レス) id: 49ed8a4d79 (このIDを非表示/違反報告)
k - もしなれたとしても、姐さんの可愛さで尊ししますね (2023年5月10日 16時) (レス) id: 3ab525940f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:秋 | 作成日時:2023年3月18日 19時