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五十五輪 ページ5

「柊様、私の一族は、身体能力に長けています。

ぜひ、従者にどうですか?」

零神に、一人の娘が生まれた


頭が良く、一歳で、呪符を完璧に使えるようになり、二歳では、完璧な刀さばきを見せていた

「そうか、零神の従者なら、心配ないな。

真昼か、暮人につけさせよう」

「ありがとうございます。」


「さっそく、子供を見せてもらいたい。」

「分かりました。」


車を出し、柊天利は零神の住まう屋敷にへと向かった



ミディアムくらいの長さの髪の毛

ぱっちりと、天利を見つめる紫の目

右手に刀

左手に呪符を握る少女が、庭で訓練をしていた

『お父様、

お帰りなさい。

こんにちは、柊天利様、お茶を用意しますね』


二歳とは思えない言葉遣いに、刀さばき


柊天利は、見惚れていた

刀、呪符を地面に置き、屋敷の中へと入っていった

「うちの娘は、優秀ですよ、二歳で、ここまでになるとは思いませんでした。

零神Aと言います。」

客間へと腰を下ろした天利の前に、お茶が置かれる

『お口に合うか分かりませんが、お召しあがり下さい』

「頂く、それより、零神。

お前の嫁はいないのか、」


Aは、一瞬悲しそうな顔をしたが、黙って部屋を出た


「Aの育て方に反対し、零神の……、私の親が殺しました」

「それは悪いことを聞いた」

「いえ、とんでもないです。」

それから、Aの事について詳しく話し、真昼の従者となる、


そんな予定だったが



「零神一族は、力を求めすぎだ。」

さらなる力を求めた零神は、百夜との争いに敗れた

『お父様っ!いやぁぁあああ!!!!!!』

戦いの最中、背中から金の翼を生やし、両目が黒になり


『醜い人間共には裁きを下す』

百夜、ましてや、零神の一族までもを滅ぼした


最強で最悪の少女



___
_____
________



「それが君だよ?


零神A」



頭を抱え、膝をつく

『私がっ、一族の、ほう、かい、……?

し、しらなら、い。

ぜろ、が、み、が、わた、し?』


少女は、壊れた


「落ち着いて、自我をなくす」


クルルは、Aを、立ち上がらせようと腕を引くと


振り払った







『どうして、問題が起きると、私が、関わるの?


どうしてよ、なんでよ、



全部押し付けないで!!!!!!』

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嵐影(プロフ) - かれーるー様へ、再開しますよ!よろしくお願いしますね! (2017年1月1日 13時) (レス) id: f392a9ff05 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるー(プロフ) - 更新再開ですか!?!?めっちゃ楽しみです!!あと、明けましておめでとうございます (2017年1月1日 12時) (レス) id: a43b391270 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ(プロフ) - 更新待ってました!!これからも頑張ってください!応援しています!! (2016年10月24日 15時) (レス) id: 46f7cad320 (このIDを非表示/違反報告)
わこるわちゅる。 - ひゃぁぁぁぁ!!めっっちゃ面白すぎやですよ!!こりゃぁ!続きが楽しみやです!!更新、頑張ってくださいね!応援しております!!^^* (2016年7月19日 1時) (レス) id: 2f6c722ffa (このIDを非表示/違反報告)
嵐影(プロフ) - konohaさん» 遅れてすいません(~ω~;))塾のテストが忙しくてあまり更新でしません!だけど、頑張ります! (2016年4月14日 21時) (レス) id: f392a9ff05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:架恣箆 | 作成日時:2016年1月23日 7時

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