柊の娘 ページ28
長い廊下に、コツコツという足音が響き渡る
1人は、身分の高そうな高貴の服を着ている
もう一人は、身分の高そうな男の服の女ようだ。
女は、下をずっと見ていて、表情からは、何も感じられなかった
二人とも、どこかに向かって足を進ませている
黒髪の男が、女の手を握り、ある部屋の前で立ち止まった
「一瀬グレン。お前に用事がある」
ノックをし、ドアを開ける
女は男の後に隠れている
「まだ返事も返してねーだろ、勝手に開けんな、」
「まぁ、怒るな。
それと、お前の班に今日から、新人を用意する。」
「は？なんだよそれ、きいてねーよ、」
「だから今話した。弱そうに見えるが、強いからな、
こいつは、俺の妹で
真昼の双子の妹の
柊Aだ。」
「!!」
Aという名を聞き、反応する一瀬グレン
柊暮人は、グレンの方へ向けて、Aの背中を押した
『……はじめまして、柊Aと申します。役に立ちませんが、これからよろしくお願いします。
一瀬グレン様。』
揺れる金髪、凛としたムラサキの自分と同じ色をした瞳が、
グレンの心を奪った
「A……お前っ！Aなのか！！？！」
A？の肩に掴みかかる
『き、、きっ、記憶にっ、こざいません。
わたしと、貴方はっ、初対面……ですっ、』
グレンは、
「どうしたんだよ！お前は百夜だ！柊なんかじゃねぇよ！
忘れちまったのか!!??!俺達のことを!!」
Aを激しく揺する
悔しそうに、唇を噛むAは、
グレンにだけ聴こえる声で
『誰がっ、誰が、貴方達みたいな大事な人を忘れるのですか、
私だって
悔しいです、何も出来ない、今の自分が』
グレンは、揺する手を止めた
暮人は、Aの腰に手を回し
「まぁ、Aは武器を持たせてからにする。実質は
まだ、じかんがかかりそうだ、
Aと俺はここで失礼する」
共に部屋を出ていった
グレンの心の中は、
嬉しい気持ちもあれば
複雑な感情が入り交じっている
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嵐影(プロフ) - かれーるー様へ、再開しますよ！よろしくお願いしますね！ (2017年1月1日 13時) (
レス) id: f392a9ff05 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるー(プロフ) - 更新再開ですか！？！？めっちゃ楽しみです！！あと、明けましておめでとうございます (2017年1月1日 12時) (レス) id: a43b391270 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ(プロフ) - 更新待ってました！！これからも頑張ってください！応援しています!! (2016年10月24日 15時) (レス) id: 46f7cad320 (このIDを非表示/違反報告)
わこるわちゅる。 - ひゃぁぁぁぁ！！めっっちゃ面白すぎやですよ！！こりゃぁ！続きが楽しみやです！！更新、頑張ってくださいね！応援しております！！^^* (2016年7月19日 1時) (レス) id: 2f6c722ffa (このIDを非表示/違反報告)
嵐影(プロフ) - konohaさん» 遅れてすいません(~ω~；))塾のテストが忙しくてあまり更新でしません！だけど、頑張ります！ (2016年4月14日 21時) (レス) id: f392a9ff05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：架恣箆 | 作成日時：2016年1月23日 7時
