孤独の青薔薇second【終わりのセラフ】

六十二輪 オワリノセカイ ページ12

孤児院へと向かっていると、斉藤さんにあった


『!!、斉藤さんっ！この子を!!百夜孤児院に連れて行ってください!!』

「!!??!どうして、Aちゃんが、この子を？」

『事情はいいんです!!!!!!優一郎くんを！』

「分かりました。預ります。


っ、A嬢、どうか、ご無事でっ、」


『私は、死なない。たとえ、この血が流れても、この心臓が止まっても……………


待っていて』


日が落ちる時間、金髪は、輝き、赤い目は、




Bad Endか、HAPPY END


どちらを指し示すのか、まだ、わからない







、



人間離れした速さで、どこかへと向かうA



斉藤の目からは涙を流した


「私が……貴方を、苦しめたんですね」


その目は、赤かった





、






、





『どうか、私を、忘れないでくださいっ、』

屋上に、深夜、グレンが駆けつけると、


Aが、泣いていた


手には、どうしてか、グレンの使っている


ノ夜が握られていた


「何いってんの？帰ろうよ。

また、3人で笑って過ごそうよ


まだ間に合う……………」

『ごめんなさい、私にはダメです』


「おい、帰るぞ。」


グレン、深夜は、Aの腕を引いていた

『貴方達は、私を殺して、英雄になるんです。


鬼呪装備は、かんせいしました。一般人でも、身につけることができます。


英雄、一瀬グレン。

世界を滅ぼした、零神A


柊の下克上、柊深夜


終わった後は、私を貶しても構いません。


だけど、』







『私のことを忘れないで欲しい』


Aは、二人のつかむ自分の腕を動かし、



『貴方達を救えるのなら、


グレンくんを、深夜くんを、暮人くんを、真昼ちゃんを、私の、家族達を』


自分に刀を向け始めた


『救えるのなら、こんな身体が朽ちようと


運命から抗ってやる!!!!!!』

そのまま振り下ろし、自分に刺した


よろよろと、体をフラフラさせ、

『ァァぁあああ!!!!!!』

叫び声を上げた


グレン、深夜は、耳を塞いだ。それと同時に、目を閉じていた


ゆっくりと、叫び声が止まったのを確認し、目を開けると


目が黒くなり、真ん中には、金色の瞳が輝いていた


髪の毛には、薄らと赤色が金髪にかかっていた


背中からは、金の翼を生やし


こちらを伺っている



[力を欲した人間に、醜い人間に



我が神なる裁きをここに受けよ



全てがこの地の一部とかせ!!!!!!




人間共!!!!!!!!]

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