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六粒 ページ6

「さぁ、今日から独りでこぐ!」


一軒家に連れてこられて、ドアを開け中に入る


女「あら!貴方!おかえりなさい!




ん?まぁ、なんて可愛い子でしょう!




こんな子が終わりのセラフの成功例なんて




見えないわ!」


中に入ると、長髪の黒髪の女が出てきた



貴「終わりの………セラフ……………?」


女に問う


女「ん〜。





貴女に言っても、理解出来ないでしょう?





大きくなったらね」




話をはぐらかされ、そのまま背中を押されてリビングに入った




すると、目の前に




パンを置かれた




男「今日から君はここの家の子供だ



私のことはお父さん、あちらの女性にはお母さんと呼びなさい



食事は





三日に1回




水は適当に公園とかで飲んでね」



薄い三枚に切られたパンを、机に置いたお義父さん


お義母さんは、




女「服はその薄いのでもセラフなら生きていけるわよね?」



この寒い季節に、ノースリーブのワンピースを着ている




そんな私にくれるものは何も無い




男「じゃあ、これからお父さんとお母さんは、お仕事に行ってくるからね




いい子にして待ってるんだよ」




暖かい服装を身につけて出ていく





貴「ハァッ……………寒い…………………………」



静かな部屋には自分の声が響く




私は、自分の力で生きていくしかないと思った



だから




お義母さんが服を取り出していたタンスの奥の方から、セーターをとり、




全てほどき、自分に合ったサイズに編みなおした



ついでに、余ったからマフラーも作った



ズボンは作れずに、下半身は寒い






けど、暖かい




この服装で、少しだけお出かけしてみた




向かうのは公園



ブランコに座ってひとりでこいでいた



3時間くらい、いたと思う


もう帰ろうかな



ブランコから、立ち上がると





滑り台の上に男の子がいた



私は近寄ってみた









貴「はじめまして!私の名前はA!!




貴方は?」



優「天音……優一郎……………」




優一郎くんは、長袖の薄いシャツを着ていて、短パンだった


私は、黒に近い赤色のマフラーを彼に渡した


貴「はい!寒いでしょ?




私のあげるよ」


そんなやり取りをしている間に




優「雪……………」



雪が降ってきた

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架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時

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