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五粒 ページ5

一瀬グレンside


Aの親の紅さんが死んだと聞いた


俺は、父親に言われ、Aを迎えにいった




なにかの施設に見えるような




バカデカイ屋敷はなく、



目の前は、焼けた跡が残っていた



グレ「おいおい、まじかよ




こんなんじゃAはもう……………」



その先を考えるのはやめだ




黒くなった木などをどかしながら




グレ「おいっ!!A!!!!!!!!!いるのか!?」




辺りからは一瀬のクズがなぜ姫柊様の家の跡を探っているだのとか


汚らわしい



などと、呼ばれる




手がすみで真っ黒になった


Aがいない代わりに




Aの




いつも着けていた






ロケットペンダントが、少し焦げているが残っていた




中身は



俺と、真昼と、Aの3人の笑顔の写真だった



Aは、ねる時も肌身離さず持っていたものだ



だから、





いつか、取りに来る



そう信じて




俺は、その時に誓った



あいつが、Aが生きて俺のところへ来て


『グレン!ロケットペンダント頂戴!』



と明るい声で言ってくれるその日まで




自分の首に付けておこうと









































貴「……………お父さん……………グレンっ……………








真昼………お姉ちゃん……………」


石を蹴りながら知り合いの名前を呟く


したばかりを向いていた


少しだけ顔を上げてみた

夕日が美しく沈んでいく


私の陰は、



醜い



そんな醜い影を見ながら歩いていくと





目の前から別の陰が止まった




驚いて顔を上げると




「こんにちは、私は今日から君のお父さんになるんだ






よろしく







姫柊A姫」




不気味で、まるで作り上げたかのような笑顔を向けながら手を差し伸べてくる男に会った





私はその時は判断出来なかった



けど、



頭の中では誰かが



『ついて行ったら、後悔する』




そう言った








貴「……………






お父さんの代わりなんていないよ





けど、家族になってくれるのなら






一緒にいる」




幼稚な考えの私は




男の手を握ってしまった

六粒→←四粒



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架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時

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