検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:111,517 hit

三十粒 ページ30

暗い部屋の中に男性が1人入ってきた





「こんにちは」


「……………どうも」


元から居た男性は控え気味に挨拶をする

二人の男性は椅子に腰をかける


「どうですか?最近の進み具合は

成功しました?終わりのセラフ」


二人が挟む机に腕をのせる

「はい……………あと少しと言うところで被検体は死んでいきます。」

「そうですかぁ、……………では、こちらも我が主にお伝えしましょう。」

にやりと怪しい笑顔を浮かべる

一方、ただ座るだけで言葉しか返さない男性は難しい表情をする



「あはぁ〜。人間たちは相変わらず醜いねぇ〜」



窓からは少しだけ光がさし、二人の顔が浮かび上がる


「フェリドバートリー。俺達人間を侮辱しているのか?」


「いやいやぁ〜、尊敬しているよ?」


八重歯をだしてわらう吸血鬼

それに対し睨みを利かせる

姫柊 紅


「今はある組織と手を組んで実験をしている。優秀な研究員も入った。


あと少しだ。



吸血鬼の方はどうなんだ?」

鋭い目つきでフェリドバートリーを見つめる姫柊


フェリドバートリーは相変わらずの様子で

「ん〜クルルが独りで進めているよ



そしてウイルスも作った」

眉がぴくりと上に上がる姫柊

「何をするつもりだ」


「そんなの簡単だよ。



人間を皆殺しにするんだぁ〜」


気持ち悪い笑顔を浮かべる




「それまでに完成させておくよ」


話を初めてから、今笑った



姫柊は吸血鬼に終わりのセラフと書かれた書類を渡し



「じゃあね〜姫柊Aちゃんには期待しておくよ〜」


小さく手を振り、窓ガラスを割って出ていった






「姫柊様!!!!!窓ガラスが割れる音がしました!!!!!大丈夫ですか!?」


部下が飛び込んでくる



「いいや。心配ない

窓ガラスの処理は頼む。他のものは実験の用意を」






今宵、何人もの子供の命が奪われた

三十一粒→←二十九粒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
237人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。