検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:111,597 hit

二十四粒 ページ24

グレンとAが戻ってきた


Aは笑顔で手を振って走ってきた


オレはAを抱き締める



「お前っ……………どこ行ってたんだよ……心配かけんじゃねーよ……………バカがぁっ」



耳にいうと


「ごめんね………」


と悲しそうに言う



「おかえりです。Aさん。これからまた戦争が始まります。


来てくれますよね?」



手を差し伸べながら
シノアは唐突にいう


「勿論だよ。



今日から柊シノア隊に所属する



百夜Aです。



よろしくお願いします」

笑顔で手を握る



俺は嬉しくてAの手を握りブンブンと振った

「Aにばっか頼るんじゃねぇぞ!!」

グレンに頭を叩かれた



「Aは俺が守る



心配すんな」



グレンの肩に腕を回すと



ぶん投げられた



Aは肩を貸してくれた



本当にAは優しい




大好きだ




「……………もう、優ちゃんったら。



グレンお兄ち・・・グレンをあまり困らせたらダメだよ!


一応、お偉いさんなんだから!」


お兄ちゃんってなんだよ……………

「一応ってなんだよ、一応って!」


そう言いグレンにポカっと叩かれるA




「まぁ、A。今日からよろしくな!」


三葉などが歓迎の言葉をいう



Aは慣れてないのか



「よ、よろしくね……………?」



顔を赤くしながら三葉に差し伸べられた手を握る



その時は





幸せで





気づかなかった






Aの




こころの闇が





どんどんAを喰い殺していることを



















「出てっ………来ないでぇっ!!!!!(ハァッ」



何かを止めようと自分を喰い殺している


出てきちゃダメなんだ




私のセラフは完成品




自我を失えば



吸血鬼や人間、ヨハネも関係なしに余裕で殺せてしまう





私は肩を抑えて



「出てきたらっ……………その翼を引き抜いてやる」



そう何度もつぶやく


彼女が出てこないように



セラフが出てこないように

二十五粒→←二十三粒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
237人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。