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二十二粒 ページ22

guren side



暮人「A!?」


Aがゆっくりと自分の目を開いた



貴「暮…人……………


葵さん……………」


ゆっくりと体を起こし、名前を挙げていく


貴「グレンお兄ちゃん……………





ただいま」


俺の事をお兄ちゃんと呼んだ



グレ「!?



Aっ……………まさか思い出して_____」

オレは言い終わる前に



暮人「Aっ!」


暮人に邪魔された


暮人はAの肩をつかみ、色々質問した




Aは、どこか遠くを見つめるように暮人を見つめることは無かった


貴「……………




あのね、暮人……グレンお兄ちゃんは悪くないよ



私を助けてくれたの



あのままじゃ、優とも、シノアとも、君月とも、与一とも、三葉とも


今ここにいる皆と会うことなんて出来なくなってたんだ


絶対に攻めたりしないで」


優しく、綺麗な声で、暮人に言った



暮人「分かった……………



なら




帰ろう」


暮人は、Aに手を差し伸べた



貴「先に行ってて………………」

Aは、その手を取らず、言った



暮人と葵は出ていった




俺とAだけが残る


貴「グレンお兄ちゃん!!」


勢いよく飛びついてきた


俺とAは床へ倒れる


貴「ごめんなさい!


今まで全部忘れてて!!!!!



今まで辛かったよね



仲良くしてくれてたのに私がっ!!!!!」


俺はAをしっかりと座らせて


グレ「良いんだ




今思い出してくれただけで」



頭なでる




グレ「なぁ、




聞かせてくれねぇか?




お前の




両親がいなくなった後





何があった?







嘘なく




全部聞かせてくれないか?」






Aは、静かに、頷いた








全て話しを聞いた




俺が高校に通っている間




どれだけ辛い思いをしたか




俺が仲間に囲まれている時に、






笑っている時に





どれだけ孤独で寂しい思いをしたか







そう感じ、








自分が





もっと探してやれば良かったと




後悔した

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架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時

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