【終わりのセラフ】優しき涙second

三粒 理カイ ページ3

Aの父の名前は、紅にします(クレナイ)


紅「おい！柊！どういうつもりだ！Aに手を出してもいいとは一言も言ってないぞ!!!!!!!!!




ふざけるなよ」


Aを終わりのセラフの実験体にしてしまった


すまない



真昼「いいえ、この子が自分からこの部屋に入ってきたの。




貴方は新しい実験体？って聞くと




否定もしなかった



だから使わせてもらったの





けど、あの子すごい






今までの子どもはみんな死んでたのに






死なずに生きてる





流石




姫柊の当主候補」


紅「ちょっと待ってくれ……Aは……………



終わりのセラフの実験で







成功したのか？」

真昼「もちろん




今も、苦しんで耐えてる」



その時、部屋から悲鳴が聞こえた




「ァァァアアアアア!!!!!!!!!




苦しいよ！！！！





痛いよ!!!!!!!!!





イヤァァァアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


俺は、冷や汗が止まらなくなり、すぐに実験室へ走り込んだ


紅「やめてくれ！Aを実験体にはしないでくれ！！」



椅子に張り付けられた目隠しされているAを抱きしめる


研究員「申し訳ないのですが、彼女はたったひとりの成功例です




手放すわけには行きません」



俺は






父親失格だ






娘にこんな思いをさせるなんて






すまない




貴「おとぉ…さ……ん」




Aの口が微かに動き、確かにそう言った




その一言で俺を苦しめる




すまない




すまない



すまないすまない






俺は、実験室つぎの日入った。



自ら実験体になった。俺が成功すれば




Aはもう実験体に利用されないと思ったから



しかし




真昼「大人が成功する例は一つもないの





馬鹿な人…娘をこれから一人にするのね





Aちゃんは、引き続き利用させてもらいます」





俺か死んでから見ていた




貴「お父さん…嫌だよ



嫌だあっ！Aを…独りにしないでよぉ




ｹﾞﾎｯ」


泣き崩れたAが途端に黒い液体を吐いた






真昼「きた！！！！ 」






一人の女はそれを喜び、





Aの背中から、黒い翼が生えてきた






なんて酷いことをするんだ







柊は

四粒→←二粒 理解

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す