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三十五粒 ページ35

君「おいシノア!A起きねーじゃねーか!」

君月さんがAさんを箱の中から抱き起こし、ポンポン、と額を優しく叩いても目を覚まさないAさん

シノ「え〜っと、ま、まぁとりあえず



優さん回収しましょうよ!」

車を止まらせ、優さんが来るのを待つ

三葉「というか。おい!シノア!時間がヤバイぞ!グレン中佐に叱られるぞ!」


シノ「分かってますってば!優さんを回収しに行きます!」


与一「ゆ、優くん大丈夫かなぁ……」

優さんを心配するのは良いのですが


貴「……………」


Aさんのことも……


優「おーーーーーい!!!!!!お前らぁぁぁあ!!!!!」

優さんの声が聞こえた

私は皆に指示をして、優さんの方へと車を向かわせた


シノ「急ぎましょう!」

優さんを、トラックに乗らせ、君月さんに車を出させた

いまだに、目を覚まさないAさん

優さんが、心配そうに見つめている

ちょっとふざけすぎたな。

なんて思っていると、集合場所についた

ひっそりと車を止め、君月さんAさんをオンブして

体を低くして列に入ろうとすると

「おぉ〜。お前ら何やってんだ」





今一番聞きたくない声が聞こえた



グレ「帰れ!!!!!戦場を舐めてんのか!?



油断したら死ぬんだ!



そんな事もわからないガキは帰れっ!!!!」





優「やらせて下さい。


私が遅れた原因になりました。ですが、



やらせて下さい。お願いします」

優さんが戸惑う私の前に出て、庇ってくれた


シノ「ちょっ!優さ」
グレ「ほぉ、仲間を庇えるようになったのか

百夜優一郎!百夜A!貴様らには処罰を与える。


後で来い」







シノ「すいません。優さんは悪くないんです。私が本当の事を話して罰を受けるのは……」

優「いいんだよ、シノア。俺もふざけてたし」

三葉「いや!これは私もだ!優だけが背負うことじゃない!」


優さんは私達の言葉も聞かずに

Aさんを君月さんから受け取り、姫抱きをして

優「よいしょっと、


Aもいるし、グレンにも考えがあるんだよ」

Aさんを愛しそうな目で見つめる優さん


何度も思った事、羨ましい


優さんは、じゃあなと一言呟き、時雨さんと共に、建物の中へ入っていった

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架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時

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