【終わりのセラフ】優しき涙second

十二粒 ページ12

サヨナラ



優「お前まで……………Aまで俺をおいていくか？」



言わないで


貴「違うよ！いつか





いつか



絶対に会えるから！！





サヨナラなんてしないよ





ずっと一緒にいたいよ」



優ちゃんを抱き締めた



私の背中に優ちゃんの手がまわる



優「じゃあっ……………" ぼく"





待ってるがら！



っ！





Aがまだ！会いに来でぐれる事を！」


今まで無理して俺って言ってたんだ




きっと、私に弱いところを見せたくなったのかな？



優ちゃんに、写真の入ったロケットペンダントを渡した



私は斎藤により、孤児院へと連れていかれた




斉藤「Aちゃん……………




ごめんね



御両親の事 」

優ちゃんと別れ新しい家族のところへと向かっている



貴「いいの



大丈夫だよ」


今はショックで、あまり脳が働かない




だから口にする言葉も冷たいんだ








こんな



残酷な別れ方をして




向かった先に







新しい家族を見つけた









ミカ「こんにちは！



僕はミカエラ


ここの孤児院では



最年長なんだ！Aちゃんが入ってくれるから



同い年としてなかよくしようね」





貴方の笑顔は



心の底から笑っていた





羨ましかった

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