【wrwrd】国王を探せ

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やっぱさ、メロンパンっていいよね。甘いし。まぁアンパンも美味しいけどさ、菓子パンの代表はメロンパンだと思うのよ。
…え？君つぶあん派？潰さなきゃ(衝動)

あ、誰か来そうな予感。足音が凄い。

？？「あ！さっきの子。すまんやった！疑ったりして。本当に声が出せないんやな。」

どういう風の吹き回し？まぁそうなんだけど。
…誰か居るぅ…誰ぇ…

？？「…！｣

あ、気付いた。…オーバーオール少年が大声で叫びながら来たからお辞儀するのが真面目に見える…。

？？「あぁこいつはトントンや。遊びかと思ったらこいつも声が出ないって言っててん。」

あー、なるほど。じゃあむしろ私の方が謝るべきでは？

急いで立ってお辞儀をする。

…と、相手もお辞儀をしてきた。多分「いえいえ」みたいな感じだろう。
というか他に人は居ないのだろうか。

適当に紙とペンを取って、
【他に人は居ないのか？】
と聞いた。

？？「おぉ…確かに…トントンにあってそのまま来たから探さな分からんわ」

そのまま来たんかい
…忘れてたぜ

【名前何】

sho「ふーんシャオロンだぜ！」

？？「シャオさん？！」

おーうおうおう、また知らない声が下から聞こえて来たよ。はぁ〜…行くか

【私水無月。下見に行こ】

sho「おっけー」








…なんか増えてる。何人居るんだよ。

sho「むっちゃおるやん！」
syp「シャオロンさんは喋れるんですね」
sho「おう。けど皆喋れないみたいやな。」
ht「いや、俺は話せる」
sho「他に喋れる人ー？」

・・・


sho「おらんみたいやな」
【おらんみたいやな】









【じゃ、ねーわ！！！！！】
sho「うおぉ、聞こえない怒声が聞こえる…」
【何？虐め？皆知り合いなの？は？】
syp「この人は……？」
sho「拾った！」
ht「は？」
syp「え？」

おぅ…なんかギスギスしてんな…。

【水無月ですぅ。起きたらここでした。なんだここ。】
syp「しょっぴです」
ht「ひとらんらん。長いから適当に呼んで」

自己紹介…は、皆が皆紙とペンを持ってる訳じゃないから出来ないな。

【じゃ、メロンパン食べるから。】

それだけ書いてまた三階に戻る。

…と、突然真横の空間が開いた。









(空間が開いた！？！？)

比喩的な表現ではなく本当に開いたのだ。何も無い所から目を縦にしたような薄水色の隙間。
そして何故か急に眠気がして来た。

意識が途切れる最後に見たのは金髪で黒い軍服を来た人が嗤ってる姿だった。

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ラッキーアイテム

赤いニット帽

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