●緊張 ページ3
kjside
？？「やべぇ…緊張してきた…」
背後からそんな声が聞こえてきて振り返ってみると…
fk「大丈夫だよ！今までもちゃんとやってこれたんだから」
wn「そうだよ。ラストも楽しもうよ！」
sk「そうなんだけどさ…笑」
オーラスにして、最大に緊張している佐久間くん。
そしてそれをなだめるふっかさんと翔太くん。
でもほんまに緊張してるんやろうな、ペットボトルを持つ右手が震えてるもん。
本番が近づくにつれて、自然と笑顔は消えていった。
いよいよ本番二分前になって、舞台袖に移動した。
すると、誰かが俺の衣装の袖をくいっと引っ張った。
kj「ん、どしたん？」
sk「康二…どうしよ…怖い…」
焦点が合わないその瞳は、ゆらゆらと揺れていた。
どうやったら不安を取り除ける…？
あ、…あの時みたいに…
sk「…ふぇ…康二？」
俺は優しく佐久間くんを抱きしめた。
kj「佐久間くんならできる。みんなで楽しもう？」
sk「…うん…できる…できる、…」
kj「大丈夫。もし何かあってもみんなおるから」
sk「…そうだよね…よし…頑張る！いける！」
kj「よっしゃ！」
sk「ありがとう、康二！」
そうこなくっちゃ。
よかった。
トレードマークの笑顔が戻ってきた。
でも…
『誰かタオルちょうだい』
『担架持ってきました！』
『救急隊到着してます！』
もしもこの時、ほんの少しでも異変に気がついていたら。
何か変わってたんかな…？
まさかあんなことになるなんて思ってなかってん…
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mocchy(プロフ) - 紫織さん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。作品を見ていただき、ありがとうございます！大好きと言っていただけて、とっても嬉しいです！時間はかかってしまうと思いますが、少しずつ投稿していくので、気長にお待ちいただけると幸いです (2020年11月22日 17時) (
レス) id: 8360e80300 (このIDを非表示/違反報告)
紫織(プロフ) - 始めまして。この作品が大好きで、何度も繰り返し拝見しています。お忙しいとは思いますが、是非続きが読みたいです。 (2020年10月5日 6時) (レス) id: 8c3a36c768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉邇児 | 作成日時：2020年4月10日 17時
