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kjside
wn「はぁ、なんか緊張してきた」
kj「いつも通り行こうや」
mm「そうだよ、佐久間くんも緊張してるんだから」
ゆっくり扉を開くと、佐久間くんがこちらを向いた。
kj「いい？」
sk「うん」
思いの外表情は穏やかで、なんやったら少しニコニコしてる。
そうなってくると調子がおかしくなるのはこっちで、俺たちの方があたふたしてる。
sk「昨日、”阿部ちゃん”って人が来たんだ。みんなも俺の友だちなんだよね…？」
なんや、そういうことか！
昨日阿部ちゃんは佐久間くんに会ってたんや。
sk「俺もみんなに会って、記憶取り戻さなきゃって思ってさ」
何を話したんかはわからへんけど、阿部ちゃんが”絶対に大丈夫だから”って言うてたのはそういうことやったんや。
kj「じゃあ、そんな佐久間くんにプレゼントです」
昨日徹夜で作ったプロフィール帳。
どんな反応するかな…？
sk「これがメンバー…？」
wn「そうだよ」
mm「ほら、このバッチも」
kj「オレンジは、康二みたいなね？」
sk「オレンジは、康二…おぉ、なるほど」
そして、佐久間くんのバッチも渡す。
sk「俺ピンクか〜」
先生も言うてたんやけど、不思議なことに、言葉は忘れてない。
こうやって会話できんのも、当たり前なことじゃないねんな。
そして、少しプロフィール帳を眺めてもらったあと、クイズをやることに。
kj「じゃあ佐久間くん、二人のお名前を言ってください」
sk「青いバッチで……っとね、翔太？」
wn「うぇい、やるじゃん」
sk「黒いバッチに…テクノカット、めめ！」
mm「っしゃ、ナイス！」
めめは佐久間くんとハイタッチを交わした。
kj「ええな、なぁ、俺も言うてや」
wn「さっき自分で言っちゃったじゃん笑」
kj「ええやん！ねぇ、佐久間くん言うてよ」
sk「オレンジは康二！」
mm「はや笑」
sk「さっき聞いたもん笑」
電話で会いたくないって言われた時はどうなることかと思ったけど…
初日にしては結構好スタートなんちゃうかな。
こうなったのも全部阿部ちゃんのおかげや。
次の日阿部ちゃんに会った時、
”何話したん?!”って問い詰めてんけど、
”教えない、秘密”って。
二人だけで一体何話してたんや…！
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mocchy(プロフ) - 紫織さん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。作品を見ていただき、ありがとうございます！大好きと言っていただけて、とっても嬉しいです！時間はかかってしまうと思いますが、少しずつ投稿していくので、気長にお待ちいただけると幸いです (2020年11月22日 17時) (
レス) id: 8360e80300 (このIDを非表示/違反報告)
紫織(プロフ) - 始めまして。この作品が大好きで、何度も繰り返し拝見しています。お忙しいとは思いますが、是非続きが読みたいです。 (2020年10月5日 6時) (レス) id: 8c3a36c768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉邇児 | 作成日時：2020年4月10日 17時
