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kjside
すると、佐久間くんが俺の腕を掴んで何かを訴えてきた。


kj「どした?」

sk「…吐きそう…」


後ろから佐久間くんを支えて、再び個室の中に入る。


kj「大丈夫?」


声をかけながら優しく背中をさする。





―ガチャン…!


勢いよく扉が開いて、照くんが来てくれた。


iw「大丈夫か?!」

kj「照くん…!」


佐久間くんはとりあえず少し吐き気が治まったのか、便器にもたれてぐったりとしていた。


iw「佐久間、分かる?」

sk「…っ……ひかる?」

iw「そうだよ」



kj「照くん、どうすればいい?」

iw「意識はあるみたいだけど、すぐ病院に連れてった方がいいかもしれないな」

kj「そうやんな…俺、マネージャーさん呼んでくる」

すると突然佐久間くんが激しく咳き込み始めた。

sk「ゴホッ…ゴホッ…はぁっ…ゴホッ」

kj「大丈夫…?」

iw「佐久間?」

一気に体の力が抜けて、呼び掛けにも反応しなくなってしまった。

佐久間くんの体を支えながら手を握る。




声が廊下まで聞こえてたのか、阿部ちゃんとマネージャーさんが入ってきた。


ab「どうしたの?ってえ、…?」

iw「阿部!救急車呼んで!」


体を支えてる俺たちは電話ができひんから、手に持っていたスマホを投げて阿部ちゃんに渡した。

ab「わ、分かった!」

マネ「医務室の先生呼んできますね!」





iw「佐久間、分かる?」

kj「佐久間くん、返事してや…!」





佐久間くんの肌に触れる度に感じる冷たさ。


早くて浅い呼吸が絶えず続いていた。




何度も、何度も、
その名前を呼び続けた。





それでも、目を開けてくれることはなかった。

●偏頭痛…?→←◯



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manachan1410707(プロフ) - 初めまして!更新楽しみにしています。パスワードを教えていただくことは、出来ますか?よろしくお願いします。 (2020年12月6日 23時) (レス) id: ef0cd888d3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この作品が大好きで、更新毎回楽しみにしてます。申し訳ないのですが、パスワードを教えていただくことは可能でしょうか?教えていただけると嬉しいです。お願いします。 (2020年12月5日 22時) (レス) id: e1dc0757dd (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 初めまして!いつも更新楽しみにしています。パスワードを教えて頂くことは可能でしょうか?よろしくお願いします。 (2020年12月5日 22時) (レス) id: 95fcfdf22f (このIDを非表示/違反報告)
arashisho125(プロフ) - いつも楽しみにいています。Part1を読んでいて、パスワードを教えてもらう事出来ますかよろしくお願いいたします (2020年12月5日 18時) (レス) id: 2f3ac523c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉邇児 | 作成日時:2020年4月8日 18時

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