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『 ただいま 〜 』
「 おかえりA 、大事な話があるんだけどちょっといい ? 」
『 え ? う 、うん 。 』
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リビングのソファに腰を下ろした 。
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『 で ? 話って ? 』
「 あのね 、お母さん 、 … 再婚することにした。」
『 再婚 … 』
「 相談もせずに決めてごめんね。 でもそろそろ時期かなと思って 。」
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私には父親がいない 。
私が生まれてすぐ亡くなってしまったから お母さんは女手一つで私をここまで育ててくれた。
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『 お母さんが 幸せになるなら 、全然嬉しいよ! 』
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こんなこと言ったのが間違いだったとは言わない
でも 相手も聞かずに 受け入れた私が馬鹿だったんだ
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「 有難うA。本当に大好きだよ。 」
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そう言ってハグしてくれた
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「 でね 、相手の方何だけど … 」
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その時 期待した私が馬鹿だった 。
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作者名:佐 野 恋 | 作成日時:2017年11月15日 6時