す い ー と ら ぶ 。

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赤Side




「 っていう夢を見たんです 」


『 随分とファンタジーですね…。僕が猫、ですか 』




智洋くんに夢の話をすると随分と興味を持ってくれた




「 最後智洋くん、何言おうとしたんですか？ 」


『 いや、僕が知ってるわけないじゃないですか。僕は僕でも大毅さんの夢の中の話です 』


「 あ、そっか。そうですね 」


『 大毅さん、阿呆ですね 』


「 何ですか急に…。失礼な 」


『 急じゃありませんずっと思ってました 』


「 ええ？！にゃおさら失礼ですそれ…。あっ 」


『 今完全、にゃって言いましたよね 』


「 ……今日の夕飯ハンバーグが食べたいです 」


『 話の逸らし方がありきたりですね 』


「 智洋くん、塩対応…。本物の猫みたいですね… 」


『 そうですか？僕はさっきの大毅さんのにゃがとても可愛かったと思います 』


「 だからそろそろデレてください。…あの、その件はもう掘り返さないでください！ 」


『 はい？何言ってるんですか。いいえ、僕は永遠にこれで大毅さんをいじり続けます 』


「 永遠？！……智洋くん少しは俺に優しくしてください 」


『 僕はいつでも優しいですよ…？ 』


「 智洋くぅん…… 」


『 …ふふっ 』


「 なんで笑うんですかぁ… 」


『 いえ、大毅さんが捨てられた仔犬みたいな顔してたので。 』


「 何ですかそれ 」


『 にゃって鳴く仔犬って面白くないですか？ 』


「 だから！それはもう忘れてください！！ 」


『 嫌です 』


「 も〜…… 」




けらけら笑ってる彼を見てたまにはこんなのも悪くないななんて思った

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