検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:15,843 hit

7話 ページ7

「ねえ、あの日の僕ら何の話をしてた?」

僕は帰り道、隣に並ぶ彼女に問いかける。

あれは、入学式の日の事だった。

僕の前でクラス発表の様子を見る彼女はおどおどとしていた。

「…大丈夫?」

見兼ねた僕は声をかけて。

「え、えっとその…なかなか見つからなくて…。」

初めて逢った日に、よそよそしくして。

「探すの手伝うよ、名前は?」

そう言ってさり気なく名前を聞きだしたのを今でも覚えている。

8話→←6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:LIP×LIP , 染谷勇次郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛乃 | 作成日時:2018年11月2日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。