第弐日目 早朝 【時透無一郎】 ページ6
時透無一郎
ぼーーーーー
チュンチュン…
雀が呑気に鳴いている
朝、目を覚ましても昨日の不死川さんが頭から離れない
何あの表情。
はーこれだから不死川さんは。とにかくあんなことがもう起きないように充分注意しなくては。と結構真面目に考えた
「北北東、北北東!時透無一郎トトモニ鬼ヲ退治セヨ!」
『おぉー…よりにもよってこの連鎖か』
スッ…
「おはよ、A」
『うん、なんかもう驚かないわ。二日目にして驚かないわ』
「…?どういうこと?」
『なんでもない。』
『それで、君はなぜ当たり前のようにここにいるのかな?』
「今日、一緒に任務って知ってから寝れなかった」
『おぉ…』
純粋な振りをしてるな?これは完全に
でも確かに目の下に若干隈がある
『でも、任務夜からだよね?』
「コクッ…」
ギュッと抱きしめられる
『ちょ、辞めなさーい。無一郎くーん?』
「やだ。」
『…ちょっと困るな。』
「迷惑?」
上目遣いで聞いてくるこの年下くん
『…なんかダメとも言えないんだけど、ダメだね。』ズバッ
「そっかぁー。」
残念とポソッと呟き
「じゃあ、いってくるね」
と言って部屋から出ていった。いや、ここ私の屋敷なんだけどさ。
『どこいくんだろう』
心が汚れていたのかもしれないな。不死川…さんがそうだったから。
『やっぱ思い込みだったかな』
______
「うーん。あんな感じでもダメなのか。」
「次はもう少し強引にやってみようかな。」
ん?わざとだったのかって?
当たり前でしょ、Aならあんな感じが好きなのかと思ったんだけど。
次は
「絶対、口説き落としてみせるから。」
_____『今日もいい天気だな〜』
そんなことも露知らず呑気にお茶を飲む私
『今日こそは絶対かすてらを食べる。』
無一郎くんには次会った時もう少し優しくしてあげようかな
多分、罠な気がするけど(警戒)
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時