一月で惚れさせてください【鬼滅の刃】

第三位 夜 少甘【煉獄杏寿郎.我妻善逸】 ページ28

煉獄杏寿郎.我妻善逸





「カァーカァー！！我妻善逸、煉獄杏寿郎、アンケートノ結果三位ニクイコム！！」



『え、二人？』



『え、やばくね？なんかやばくね？』



「Aちゃーーん」



いつもより控えめに善逸が来た



あれ？なんかいつもはAちゃぁぁあんんん！みたいな感じするけど



「A！！」



『あらーお二人お揃いで』



お茶をとりあえず準備する



『よいしょっと』



縁側にいつものように座る



「うむ！鴉から伝達があってな！三位に入ったと言うから来たのだが！」



「そ、そうそう！！(えーやばい、俺目が合わせられないんだけど)」



でも、このまま煉獄さんに取られるのも嫌だ。



『どうしたの、善逸』



「あ、いやなんでもない！！」



勇気くらい出さないでどうするんだ。



ｷﾞｭｯ



「…俺だけがよかったなー。」ﾎﾞｿｯ



善逸に抱きしめられる



「よもや！！我妻少年！抜け駆けはいけないな！」



ｷﾞｭｯ



煉獄さん、後ろから抱きしめるとは高度な



縁側で抱きしめられる私



「A、どっちがいいんだ？我妻少年か、…俺か。」



後ろから煉獄さんの声が聞こえる



『え"、』



こんな低い声してたか？この人



ﾁｭｯと頬に口付けされる



『へ？』



「俺だよね？」



上目遣いで見てくる善逸。



え、何このあざとさ。



あと、頭が胸に当たってるんだけど



「…ん？」



なんかAちゃんの胸に頭が当たってた気がする



ふわふわだ。やべ、鼻血でそう。



『あ、あの、この状況はとてもまずいと言うかなんというかですね。』



「…俺、諦めないからね！！」



「今度は俺が一番を取ってみせるぞ！」



『わかった！分かったから離してくれ！！恥ずかしくて恥ずかしいから(？)』



顔が熱い。どれだけされても慣れねぇんだこればっかりは



「…分かった」



ずっと俺の胸の音が五月蝿い。



今度は誰も来ない時に口説きにこよ。



「うむ、無理強いは良くないな！」



まぁ、あまり可愛い表情をされると理性が効かなくなるがな！



『ふー聞き分けいい二人でよかった』



｢｢思いっきり声に出てる よ！？ / ぞ！！｣｣



『あれ？』



その後三人で夜ご飯食べた




＿＿＿＿＿＿



二人はきちーよ。どっちも優しいじゃん。



なんか断れねえぇぇえよおおお。



精神鍛えようかな

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