第肆日目 朝【伊黒小芭内】 ページ15
伊黒小芭内 七月四日
「南南西、南南西!伊黒小芭内トトモニ鬼ヲ退治セヨ!」
『朝から大っきいな声が。しかも今日任務なかったんじゃないの!?』
不死川さんと甘味処行けなくなっちゃうよ
鴉飛ばしといたけどさ。
…でも朝から鴉が来たってことは今から情報収集しないと間に合わない。
めんど!!!情報収集はっきり言って向いてないんだよね。鬼倒す方が向いてる
伊黒さんに任せたい
_____
シュパーーーーーン
『伊黒さーん。今日私と任務なので情報収集しましょう』
「…人の屋敷にずけずけと。お前は常識というものがないのか、」
『それそっくりそのまま言って欲しいやつが何人かいます』
「…まぁいい。」
そういうとおもむろに服を脱ぎ始める
『いやちょ、乙女がいる前でそんな恥ずかしくないんですか?』
「ん?俺とお前が恋仲になったら着替えくらい毎日見るだろう」
『は、』
とりあえず部屋でよ。
急な爆弾投下してくるなこいつ。あ、こいつとか言っちゃった
微塵も私に興味ありませんみたいな感じだしといて急に来るんだもんな!!!なんだよ!!
「何馬鹿な面をしている。街へ向かうぞ」
『え、あ、はい』
_____「…どういうことだ?」
『簡単に言うと、でまかせだったってことですよね』
「鬼の情報なんて少したりとも出てこないし、被害も出ていない。鴉の誤報か?」
『まぁ、ありえない訳では無いですけど。ここまで来たのに無駄足ですね〜』
「…甘味処に行くぞA。」
『え、なんでですか』
「腹いせだ。折角の休みを任務のために返上したというのに鬼がいないとはどういうことだおかしいだろう。」ネチネチ
『んまぁ確かに。でも被害がないってことでいいじゃないですか。それに…』
「いいから行くぞ」
クイッと手を引っ張られ自然に手を繋ぐ形になる
____
『かすてら五切れください!』
「みたらし一本。」
『そういえば、別に伊黒さんって甘いもの大好きな訳じゃないですよね』
「…だったらどうした」
『え、もしかして私のために甘味処行こうって言ってくれました?』
「…だったらなんだ。」
なんかきゅんとした
『ありがとうございます』ニコッ
「…!…早く食べろ。」
_____「…あ?なんで伊黒とAが甘味処にいんだよ。任務じゃねぇのか。」
…いい度胸してんじゃねぇか。
覚えとけよ?
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時