第参日目 夕方 【宇髄天元】* ページ13
*宇髄天元
『やばい、眠気が、』
そうしていつもの縁側でうとうとしていると
「よりかかって寝ていいぞ。地味だがな」
『ありがとう、ございま…す?』
ん?
「よう。」
うわでた、
「でたとは失礼なやつだな」
『何しに来たんですか。眠いんで帰ってください』
「派手にお前を口説きに来た」
『あんな美人な嫁が三人いるんだからいいでしょ。欲張りか』
眠いため口調が荒くなる
「まぁいいから寝ろ。眠いんだろ?」
グッと頭を寄せられ肩に乗せられる
『…』
その時私は眠過ぎて油断していたのだ
この男が誰かということをすっかり忘れていた
『…ん、』
危ない寝落ちるところだった
うっすらと目を開けると
「残念、起きちまったか」
ニヤッと笑う天元さん
『は?』
まてまてまて
なんでここ私の布団なんだ?さっきまで縁側いたじゃんね?
そして、なんで私の上に天元さんがいるんだ?
『…何しようとしてました?』
「別に何も?」
運んだだけだが?とシラを切られる
危ねぇ、あのまま寝てたら喰われてた気がする
いや、流石にそこまでしないか
「寝てる娘を喰ったりしねぇよ。」
聞こえてんのかよ
「俺は派手に鳴かせる方がいいんでな」
何言ってんだこいつ
『ウ、ウン』
まぁ
「喰われたいんなら、お望み通りにするがな?」
『いや、結構ですマジで』
私の太ももを撫でる
『…ちょ、ん、』
変な声出さすなこの変態が!!!!
一番要注意だな、こいつ。
『…やめて、って』
あっ、と小さい声が出る
力上手く入んないだけど。
「いい声してんじゃねぇか」
胸元をはだけさせられ鎖骨に口付けされる
「いい香りすんな、お前」
そんなこと言うな
部屋に朱色の光が射し込んで淡く光っている。
こんないい雰囲気でクソ変態な。
『だから、』
ク・ソ・が
少し持ち上げて
「え、おま、まさか…」
ほぼ零距離で天元さんのみぞおちに膝をくい込ませる
グフォォオォ…
「ま、て、女の技じゃねぇ」
『自業自得だ』
『悲鳴嶼さぁぁぁぁん!!!』ダッシュ!!!
言いつけてやるもんね!!!
「まて!それだけはやめろ!!」
____「…たく俺が手を出したのが早かっただけで、アイツらもお前にもっと触れてぇと思ってんのによ。」
まぁ、記憶には残っただろ。
口説いてみせる。派手にな。
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時