一月で惚れさせてください 弐 【鬼滅の刃】

第拾捌日目 昼 【柱、一部,かまぼこ隊】 ページ23

柱、一部, かまぼこ隊





｢さてさて、夏といえば怪談話ですよ〜みなさん！｣



集まったのは私、煉獄さん、義勇さん、しのぶちゃん、かまぼこ隊の七人




禰豆子ちゃんは今寝てる。



｢いぃぃぃやぁぁぁ！！Aちゃぁぁぁん！おれ、俺帰るぅぅううう！｣



『別にここに化け物が来るわけじゃないんだから』



まぁ鬼来るけど



私の膝の上にすがりつく善逸を引き剥がし隣の義勇さんに話しかける



『怖いの得意ですか？』



｢…普通だ｣



｢うむ！俺から話をさせてもらうぞ！｣



『怖くなさそうだな！』



＿＿＿＿＿




｢そしたら、そこには人喰い狼が………うわぁぁぁ！！！と姿と現し…｣




｢ぎぃぃぃやぁぁぁ｣(涙)



『うわぁぁぁ！』



怖いの好きだけど急に来るとびっくりする



｢A、苦しいのだが。｣



気がつけば隣にいた冨岡さんに抱きついている



｢あら、冨岡さん。何顔を赤くしていらっしゃるんですか？｣



｢ずるいです！俺もAさんに抱きつきたいのに。｣



『素直かよ』



｢その狼どこだ！！俺喧嘩してくる！！！｣



そう言って山にかけていく伊之助



｢よもや！話はこれで終わりだ｣



なんか知らんけど満足気な煉獄さん



｢狼…狼が来る｣



涙でボロボロの善逸



｢離れてください？冨岡さん？｣



どす黒い笑みのしのぶちゃん



｢いやだ。｣



なぜそこは頑固なの義勇さん



これが最近巷(ﾁﾏﾀ)で聞く かおす というものなのだろうか



｢とりあえず仕切り直しですね。じゃあ私が次、してあげましょう｣



『でた、来たよ』



｢聞きたくない(震え)｣



｢ある日、一人の鬼狩りが大層美しい鬼狩りの娘に恋をしました、満月の夜、山へ鬼狩りにいくと、そこには好きになってしまったその娘がいました｣



｢…その娘はとても強く銀色の髪を持ち、鮮やかで美しい太刀筋だったと言います｣



｢その娘は夜な夜な鍛錬をしており、努力家だったと言います。｣



『…それどこも怖くなくね？』



｢｢(あー。Aの事か。)｣｣



『え？』



｢頑張り屋さんですねAちゃんは。｣



『…へ！？』



え、なんでバレてんの！？いつの間にか強くなってて



こんなに強かったんだ。っていうかっこいいの想像してたんだけど。



｢頑張ってるAちゃんはとても素敵ですよ？｣



『…あ、りがとう』



照れた顔も可愛いですね。

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