第拾漆日目 夜 【累】* ページ21
「あっぷるぱい?さん。りくえすと 有難う。僕の妹にしてあげてもいいよ」
______
* 累
『迷ったな。うん。これは』
下弦の伍がいるという情報をもらい那田蜘蛛山という山に来た。
『まぁ、下弦だし。』
私一人でも充分だよね。
でも今は前の下弦の壱みたいに血を多く貰ってるやつもいるかもしれないよね。
『よし、気をつけよう。』
「何を気をつけるの?」
『…っ!?』
「君は、鬼殺隊?」
『お前、下弦の伍か』
「そうだよ、僕は累」
『そっかぁ。累』
「うん?」
『人を襲わないで〜もう』
「そういうわけにはいかない。」
「僕たちカゾクが生きるためには人間が必要なんだ」
『食べるんだね』
「うん」
「君も、僕のカゾクになろうよ」
「恐怖で支配して、僕とのキズナを作るんだ」
『え、下弦ってもしかして変態しかいない?』
「分からないなら体に教え込むだけ。」
指を動かすと糸が張る
『…全集中、光の呼吸。肆ノ型』
『百輝夜行。』
「…!!」
『切った。』
「ふぅーん。やるね。流石柱」
『ん!?え!?結構カッコよく決めたよ!?』
宙ぶらりんになっている累の首
『そうか、自分の首を』
「こっちにおいで。」
『…はぁ。まったく。へいへい分かりましたよ』
大人しく近くに行く、私に手を下すつもりは無いようだ
「綺麗な顔だね」
「僕と髪の色も似てる」
「僕の妹だ。」
頭をよしよしと撫でられる
『いや、ちがうし』
チュッ
『は?』
「…違う、妹、なんかじゃない」
え、こいつ、え?口付けした!?え!?
「僕のお嫁さんになってよ」
『は、』
ぷ、ぷろぽーずというやつか!!!
「もう一回」
チュッ
『いや、ちょっと、』
「なに?」
「僕のものにならないの?」
『なりません。敵、だし』
「じゃあ君も鬼になればいい」
『嫌だって、人間食べたくないし』
「そっか。鬼と人間も、結婚出来るのかなぁ」
『変態だこいつら』
「あ、呼ばれちゃった。じゃあまた会おうね。鬼殺隊のお姉さん」
『あ、うん?ばいばい?』
『てか、名前も知らずに口説いてたのか下弦の伍の…累くん?』
338人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リオ - 煉獄さんと千寿郎くんを書いてほしいです!激甘でお願いします! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 20e3d4e7ea (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - お久しぶりです!アップルです!またリクエストいいですか?錆兎をお願いしたいです!よろしくお願いします! (2020年3月10日 0時) (レス) id: 34b6daf24f (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 可能でしたら全キャラで難しかったら伊黒さん、無惨、富岡さん、宇髄さん若しくは煉獄さんのヤンデレ甘々の物をお願いしたいのですが大丈夫でしょうか?? (2020年3月6日 21時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - 炭治郎が夢主ちゃんに甘える話ってできますか?モチのロン激甘で★ (2020年2月27日 19時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 緋桜琥珀さん» ありがとうございます!! (2020年2月23日 19時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:燐 | 作成日時:2019年12月7日 21時