第百四十五話 〔懐かしい夢〕 ページ5
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その夜、私は両親に仮免を合格した証拠の写真を送った。
うちの両親、電子手紙で合格したっていっても「うそだー」って返信してきやがった。
少しは娘の言葉を信じようぜ…。
精神年齢30代の娘だけども。
前世の記憶もってるけども。
はぁ…眠っ。
さっさと寝よう。
『…』
＊＊＊
「石川幹部！ 起きてください」
「白秋ぅ…五月蝿いよ。 うちの睡眠を妨害しないでよ…うちの座右の銘知ってるでしょ？」
北原「判ってますけどそんなのどうでもいいです。
それより仕事をしてください！」
「はいはい」
うちを起こしているのは確か…準幹部の北原白秋。
かなりの実力でうちのお世話係みたいな部下。
此奴が作るケェキ本当に美味しんだよね。
「あ、そうだ。 白秋、ケェキ作って。 そしたら白秋の分の仕事もやるからさ」
北原「…それ本当ですか？」
「勿論。 仕事にも勉強にも糖分が必要だからね」
北原「判りました。 丁度昨日作りましたので持ってきますね」
「おー」
うちは自分の仕事を終わらせ、白秋の分の仕事に移っていた。
にしても遅い…あぁそうだこの日は。
「石川幹部！ 北原準幹部が狙撃され危険な状態です！」
『えっ』
________白秋が死ぬ日だ。
「白秋!!!」
北原「石…川、幹部…」
「今、怪我を戻すから…」
北原「いいです…よ」
「今…なんて」
北原「…これは、私が…油断、していたから…マフィアの準幹部なのに…」
「っ」
北原「ハァハァ………石川幹部…貴方は、とても…思いやりのある方……です。
正直、マフィアには…向いていません………」
「え…そんなハッキリ云われても凹むんですけど←」
北原「あーもう…うちの幹部は莫迦だ」
「おい、これでもIQは高いぞ←」
北原「貴方は…優しい.から…別の仕事の方が…向いてるってことですよ…」
「…」
北原「はぁ…石川幹部…最期に云います」
「白秋！ 最期とか云わないでよ！」
北原「私…いや、俺は…貴方のことが______。」
そこで白秋の生命は終わった。
この後泣き崩れたのを覚えている。
第百四十六話 〔寮内謹慎〕→←第百四十四話 〔勇気を貰った〕
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月夜の浜辺(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (2022年12月18日 18時) (
レス) id: 728094f8c1 (このIDを非表示/違反報告)
43yomi1(プロフ) - いきなり申し訳ありません…雄里様の小説とっても素敵で、旧双黒大好きなので滅茶苦茶嬉しいです…！！FGO、呪術廻戦、FAIRYTAIL、文スト、REBORNどれも好きです…！！コメ失礼しました(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2021年7月12日 11時) (レス) id: 1d67640196 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - 待ってましたｯｯｯ!!!（初コメ失礼します） (2020年9月12日 2時) (レス) id: d09902c057 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬 - 更新待ってます(´TωT`) (2020年8月30日 15時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
弧桜 - 今日一気に全部読ませていただきました、とてもいい作品でした！更新頑張って下さい！ (2020年8月9日 11時) (レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作成日時：2019年7月14日 18時
