見える者同士【夏目友人帳】

●第一話 ページ3

鹿目side


さっきの男子、誰だったんだろ……

何か妖に追いかけられてたぽかったし、もしかしたら妖力が強くて見える人なのかも……

まぁそんな事はおいといて、

私、鹿目Aです。

両親が払い屋をやっていたんだけれど事故で亡くなったので、今は父方の親戚に居候しています。


『ただいまー』


珠希「Aちゃん、おかえりなさい」


『珠希(たまき)さん！ただいまです』


ここ、宮澤夫妻の家で居候している身である。
関わりは両親が居た時からで、仲良くしてくださった事を覚えている。


珠希「あ、Aちゃん。今日の夕食何がいい？」


『そうですね……あ、エビフライが食べたいです』


雅火「ﾑﾌｰﾝｯ」


おいコラ豚猫。目をハートにするんじゃない。



珠希「エビフライね！わかったわ。夕食、楽しみにしててね」


『はい』



と、珠希さんは台所に行った。



雅火「エビフライだー！よくやったぞA！」



『はぁ…お前、どのくらい太る気？』



雅火「にゃんだと!?A、貴様この華麗なるボディを見て太ってると言うのか！」



『うん。当たり前じゃん』



そこで怒ってる黒猫饅頭なんて知らなーい。

…そう言えばさっきの男子、妖に追いかけられてたけど大丈夫だったのかな？

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