《呼び出し》 ページ28
Aside
私は放課後校長室に呼ばれた。
内容は大体判っているが
『失礼します』
「よく来たね！」
中にはネズミとボサボサの髪の人がいた
「此処の校長室の根津さ！」
「1-A担当の相澤だ」
『…それで、要件は？』
根「君は何故ヒーローが嫌いなんだい？」
『云いたくありません』
私はキッパリ云った
相「お「いいんだ相澤君」ですが…」
根「どうして云いたくないのかな？」
『それを云ってなんの利益がありますか？』
根「…だかね、私は此処の学校の校長だ。生徒の管理は先生の仕事だ」
『……分かりました。私がヒーローが嫌いな理由は…ヒーローが両親を殺したからです』
相「なんだって？」
『私の…私達の両親は10年前起きた事故の被害者です』
根「10年前…まさか！」
『そうです。敵が電車を襲い、ヒーロー達は市民を見捨てて逃げた。だから！だから！ヒーローも敵も…大っ嫌いなんだ…両親は死に祖母には捨てられ挙げ句の果てには孤児になった私達兄妹…ヒーローが助ければ、敵が襲撃しなかったら…私は自分の手を汚さなかった』
「「!!!!」」
相「汚したとは？」
『もう…私に質問しないでください…思い出すだけで辛いンです』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
根「…判った。中原さん」
『はい…』
根「ヒーローには成らなくていい。それは自分で決めることだ。だけど1-Aに行ってはくれないだろうか？」
『何故？』
根「彼らは未来あるものだ。戦闘経歴がある君には授業に参加しながら指導をしてほしい」
『……少し時間を下さい』
根「判った今日はありがとう」
『…いえ、では』
この事を兄さんに云ったらどう云うだろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 507人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ばってん(プロフ) - それと、ヒーロー科と普通科の試験は別なので、入試一位がC組にいてもおかしくはありません。 (2020年8月9日 20時) (
レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 初コメが指摘ですみません。普通科なら実技試験はないです。普通科に個性は関係ないので。 (2020年8月9日 20時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
野 - 夢主のイラスト、とっても上手ですね!! (2018年5月6日 17時) (レス) id: ccc79dbfc1 (このIDを非表示/違反報告)
結城美空 - 続きが気になって仕方ないです！更新頑張ってください！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2017年12月16日 17時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
PGlove(プロフ) - 夢主のイラストめっちゃうまいですね！かっこかわいい (2017年11月25日 19時) (レス) id: 88dbc3d4b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(σ≧▽≦)σ
| 作成日時：2017年10月30日 0時
