第六話 〔個性と異能〕 ページ8
○
太宰「コレは両親の目を盗んで
やっぱりコイツ。その内犯罪者になるンじゃ…
太宰の(2度目の)将来が心配…
って何でうちが心配しなきゃいけないンだ!!
太宰「そしたらこの世界で最も強力な能力が”異能”だと判った。その次に個性、無個性とね」
『成程ぉー…じゃあ若しかしたら前世でも異能を持っていた私達はそのまま引き継いでる可能性があるって事?』
太宰「そうだ。また、この世界の異能は”文豪”と呼ばれる小説家や詩人の書いたモノが能力となっているンだ」
中原「は?って事は俺や手前、Aの異能もその作品名って事か?」
太宰「それと著者も同じ。まぁ性別は違うのだけれどね。でも敦君や鏡花ちゃん達は違う」
違う?どう云う事?
作品名が少し改良されているって感じなのか?
太宰「敦君のは『山月記』から抜き取って『月下獣』となっていて、鏡花ちゃんは『夜叉ケ池』と、同著に登場する龍神・白雪姫から抜き取って『夜叉白雪』となっている」
中原「ふぅん。他にもそう云う奴らもいるって事か」
太宰「まぁね。あ、でもAだけは違うのだよ。名前が一致しないンだ」
『へ?』
太宰「Aの能力『一握の砂』は石川啄木って云う人が書いた作品なのだよ」
『著者は違ってもうちはうちだ』
中原「だな」
太宰「いい事云うねAの癖に」←
『お前馬鹿にしてンのか!』
太宰「うん(笑)」←
『死ねェェエェえぁぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇエ青鯖!!!』
太宰「それ序幕でも云ったよね!?」
中原「メタいぞ太宰」
その頃のお母様方
ドンガラガッシャーン
母「元気ねえー」
太宰母「もう仲良くなったのかしら」
中原母「青春」((←
仲良くなってねーよ!
てか中也ママ、青春は未だ先だからね!?
慥か前世は黒春だったわ。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月25日 1時) (レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - すごく面白いです。更新楽しみしてます!! (2020年6月29日 18時) (レス) id: 2c35361c26 (このIDを非表示/違反報告)
水無月 - 3人ではなく1人余るの間違いではないでしょうか? (2020年6月21日 12時) (レス) id: e5a8d9658c (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴 - すっごく面白いです。新作いつも楽しみにしています。 (2020年4月8日 18時) (レス) id: 65b59ebe0e (このIDを非表示/違反報告)
雄里(プロフ) - 鶴来 アリスさん» 間違えて30にしてしまったようです。さっそく編集編集…≡ \( ˙-˙ )/ (2019年9月25日 19時) (レス) id: fd01452b84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2018年6月24日 13時