異能力者ですが何か？【ヒロアカ】Vol.1 (ページ36)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:503,308 hit

・ページ36

＊＊＊

緑谷達は体操服を着てグラウンドに出た。

そこには相澤とAが居る。

そして相澤が緑谷達に云った。

相澤「今から個性把握テストをする」

「「個性把握…テストォ！？」」

麗日「入学式は!?ガイダンスは!?」

相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る時間ないよ」

『雄英は自由な校風が売り文句だ。そしてそれは先生側もまた然り』

緑谷達はよく判らないようだ。

相澤「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50ｍ走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。

中学の頃からやってるだろ？個性禁止の体力テスト」

相澤は緑谷達に少し説明をした。

そして爆豪に

相澤「爆豪、中学の時ソフトボール投げ何ｍだった」

爆豪「67ｍ」

相澤は爆豪に個性を使って投げろと云った。

爆豪が居る円からでなければ何してもいいとのこと。

爆豪「んじゃまぁ」

爆豪は球威に爆風をのせた。

そして

爆豪「死ねえ!!!」

「『(……………死ね？)』」

これはさすがのAも予想外の言葉だった。

また爆豪が投げたボールは705.2ｍ

相澤「まずは自分の「最大限」を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

1年の中で誰かが面白そうと云った。

『面白そう……ね』

相澤「ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい？」

『……はァ』

Aは横目で相澤を見たが、目を瞑り溜息をつく。

相澤「よし。トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

その言葉に全員が叫んだ。

「「はあああ!?」」

相澤のこの個性把握テストによってAのクラスはA以外が除籍処分された。

相澤「生徒の如何は先生の自由。ようこそこれが

雄英高校ヒーロー科だ」

入学初日の大試練