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やっと憂鬱な授業が終わり、私は道具を鞄に入れて帰りの支度をする。
すると、後ろの席に座っている友達が私の肩をトントンと叩いてきた。




『どうしたの?』


「夏油くん来てるよ!」


『え!?』




私は窓の外を見ると目立つ目立つ全身真っ黒の変な前髪をしているお団子男子が。
なんで来てんだよ…任務はどうした、と頭が痛くなったけど、行かないと面倒なことになるのでため息をついてから校門に向かう。


そして向かっていると、やっぱりというか女子が群れていた。
顔はいいもんね…分かる。
行きたくないなー…めんどくさいなー……と思っているとバチっと視線が合う。




「A!」



『うっ…』




その瞬間、女子達が私の方を向いた。
こういうの少女漫画とか夢小説とかでよくあるパターンのやつ…!!
苦虫を噛み潰したような顔をしたいところだが、女子としてそれはいけない。


私は無心で彼に近づいて「行こう」と言う。
一刻も早くここから離れたかった。





『任務はどうしたの?』


「丁度ここの近くであってね。せっかくならAと出かけたいなって」


『…噂の親友くんじゃなくていいの?』


「おや、嫉妬かい?」




なわけねぇだろ。
という言葉を飲み込み、横腹に一発いれる。
でもビクともしてないので、流石は呪術師と関心する。




『…辛くは、ない?』


「何がだい?」


『呪術師になって…ほら、呪霊を取り込むことが多くなったでしょ』


「……心配してくれてありがとう。でも私は大丈夫だから」


『どうだか。傑くんって人に頼るの苦手だから、いつかストレスを抱えこんで爆発しそう』


「はは、そうならないよう善処するよ」




そうなるから私は言ってんだよ。








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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑
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ぼんち - 迅さんがおるwww (2022年3月5日 16時) (レス) @page18 id: 96c1cb5508 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 完結おめでとうございます!!夏油さんが幸せになれて私も幸せです♡♡ (2022年3月2日 15時) (レス) @page19 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
たにし(プロフ) - おもしろすぎてすきですww (2022年2月11日 15時) (レス) id: 3384af27e7 (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 傑の幼馴染とか需要しかないっす最高です!!!ギャグめっちゃ好きです面白いです!!特に五条との出会い方面白いです!!更新楽しみに待ってます!無理のないように頑張ってください!! (2022年2月6日 20時) (レス) @page11 id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きを恵んでくださいッ! (2022年2月6日 19時) (レス) @page10 id: e77bb3532f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2022年2月3日 20時

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