青葉城西に来たあの子、実はあの方の妹だってよ

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○


『黄瀬』


黄瀬「なんスか？」


『ハウス』


黄瀬「だから俺は犬じゃないっスよ！」


『あ…』


しまった。
近所にいるゴールデンレトリバーと同じ事を無意識に黄瀬にも言ってしまっていた。
迂闊だった。



国見「Aの別荘の近くにこんな感じの犬がいるよね」


金田一「あ、確かに居たな」


黄瀬「君達も酷いっスね!?」


そう言えば黄瀬に二人の事を紹介していなかったな。
よし。此処からは私の番だ。


※全て真顔でやっております


『こちらのセンター分けの無気力boy 国見英。好物は塩キャラメル。
隣のらっきょのようなのは金田一勇太郎。あの高校生探偵とは全く無関係である』


金田一「赤司、俺の紹介酷くないか？！」


国見「気の所為でしょ」


プッと黄瀬が吹いた。
なんだ。私の紹介が面白かったのか？
真面目にやったつもりなのだけれど。



黄瀬「あはははっ！君達面白いっスね！えっと国見っちと金田一っちね！」


国見「え、たま○っち？」


金田一「金田一っち…勇太郎の方が呼びやすくね？」


『黄瀬は認めた人には○○っちとたま○っち風のあだ名を付ける』


国見「なにそれ」

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