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「え、嫌だけど」


「ん??」



高等専門学校というのは分かるが、五条が言うにその高専はきっと、呪術関連のもの。
今更呪術を極めてる俺が専門に?? 行く意味ないだろ。
それに俺はマジで今世は幸せに暮らしたいから生き地獄確定の呪術師はノーセンキューなのだ。



「悪いけど、俺は呪術師になりたくねぇの。先祖が英雄だから子孫の俺も呪術師になれ? はっ、誰が自分から地獄を選ぶんだよ」


「えー…飛輪友達いなさそう」


「お? 喧嘩なら買うぞ??」



どう見てもお前の方が友達いなさそうだろ。あと勝手に名前で呼ぶな。
そもそも俺小中高と普通に友達いるし。
前世じゃ孤島の存在(笑)すぎて友達0人だったから今世はそれなりに人としてエンジョイしてんだ。



「でも、高専に来ないと君を呪詛師認定することになる」


「は? 誰も被害を与えていないのに?」


「うちのおじいちゃん共は心配性でね。危険な目は摘むタイプなのさ」


「なるほど…」



やはりどの時代も老害はいるということか。
はぁ、どうしてこうも呪術の世界は生きずらい。



「なら俺を特異呪術師に認定すればいいだろ」


「うわ、よくそんな古い言葉知ってたね」


「古…」



え、マジ? 今って特異呪術師*ってないの?
うわマジかー…やっぱり時代が変われば言葉は無くなるよな。
これがジェネレーションギャップってやつか。

現代だとその高専に通って呪術師として認定される。
平安の頃は呪術師=公務員だったから入門試験に突破するとなれるみたいな感じだったはず。


「それに憂太もいるよ」


「? それが?」


「えっ」


「呪術師に保護してもらったんだし、俺の役目は御免だろ」


「ドライだねぇ」


「乙骨とは知人以上友人未満みたいなところだろ」


「ふーん。でも高専来るのは確定だから、はいレッツゴー!」


「は、まっ」






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* 特異呪術師

所謂現代でいうところの特別呪術師みたいなもの(捏造)

捌→←陸



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きんにくふぇち@他力本願。(プロフ) - 術式のイメージがまさかのアンガルタで全私が泣いた。流石術式指パッチンの作者だよアンタ…! (1月15日 22時) (レス) @page8 id: 5ebe7ae459 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ドストライクです。! (1月15日 7時) (レス) @page8 id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白過ぎました! (1月13日 23時) (レス) @page5 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuri | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2024年1月13日 21時

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