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現在、呪術高専にて。
僕、五条悟は特級被呪者として秘匿死刑が決定した乙骨憂太と対面。
勿論若人をそう簡単に殺される訳にはいかない為現在は僕の権限で保留にしている。


憂太を通して特級過呪怨霊 祈本里香を視たが、一つ気になる点があった。
憂太と里香ではない全く別の呪力。
それにこの呪力…里香を抑え込めるほど強力な呪いだ。
一体誰が込めたのか。




「憂太、身近に見える人でもいた?」


「エッ」


「里香にかかってるお呪い、誰がかけたのか教えてほしい」


「なん、いやでも…」


「教えてくれないと、その子は呪詛師と認定されて死刑の対象となる」


「観勒くんが!? アッ…」


「………観勒?」



ミロクって、あの観勒か?
まさかかの観勒飛輪の子孫が存在しているというのか。
観勒飛輪。宿儺が存在した時代で最強の呪術師にして宿儺を命をかけて封印した呪術界の英雄として称えられている人物。
これは会ってみる必要があるな。


「ど、どうしよう…観勒くんと約束したのに…」


「…約束?」


縛りでは無さそうだな。


「えっと」


「吐いちゃいなよ〜吐いて楽になりな?」


「(…ごめん、観勒くん。この人の圧には耐えられない…!)その、僕に呪霊とかを教える代わりに観勒くんから五条さんみたいな呪術師の人に存在を教えるな、っていう協定を結んでまして…」


予想はしていたが、やはり呪術師について知っている。
呪詛師では無いようだが、自分の存在を知られたくないようだ。
観勒の名を持っているからなのか。



「へぇ、その観勒くんはどうして呪術師に関わりたくないのか知ってる?」


「確か…『面倒事に関わりたくない』って」


「面倒事、か。なら尚更気になるね。その観勒くんの名前は?」


「観勒…飛輪くんです」


「───!」



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設定タグ:呪術廻戦 , 両面宿儺 , 男主
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きんにくふぇち@他力本願。(プロフ) - 術式のイメージがまさかのアンガルタで全私が泣いた。流石術式指パッチンの作者だよアンタ…! (1月15日 22時) (レス) @page8 id: 5ebe7ae459 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ドストライクです。! (1月15日 7時) (レス) @page8 id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白過ぎました! (1月13日 23時) (レス) @page5 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuri | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2024年1月13日 21時

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