♛＿30. ページ31
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「ミヒャエルさん凄いな…」
「カイザーのプレーを見るのは初めてか？」
「あ、はい。お恥ずかしながら、ミヒャエルさんについてあまり知らなかったもので」
ノアに突然話しかけられ、驚きながらもノアに返答する。
カイザーが凄いプレイヤーというのは調べたため知っていたが、プレー自体は動画でも見たことがなかった。
「カイザーとはいつから知り合いだ？」
「えっと…2、3週間前にドイツに行ってその時に何故か告白されて…誘拐されそうになりました」
「………」
「あ、今は和解したので大丈夫です！ まだちょっと怖いけど…」
和解とかの問題じゃないだろ、それ。
まさか指導しているチームのエースストライカーがとんでもないことをし出来そうとしていたことについてノアは頭を抱えたくなった。
しかも相手は異国の地から来た少女にだ。
「…カイザーが何かしたらいつでも言ってくれ」
「わ、わかりました…？」
ノアの言葉に雅は脳内が『？？？』で溢れていたが、この好意を無駄にしてはいけない気がして頷いた。
そしてゲーム終了のアラームがなり、『あ、ヤバっ！』と雅は声を上げて、仕事がまだあったことを忘れておりノアに一声かけてからフィールドを後にした。
「……はぁ」
「おいノア、雅となに話してた？」
「カイザー…」
ゲームが終わり、すぐさまこちらにやってきたカイザーに『お前のことだ』と言ってやりたかったがカイザーは雅を好いていると知ったため、そんなことを言ったらコイツは勘違いして喜びそうだなと思った為やめた。
「頼むから犯罪者にはなるなよ」
「何を分かりきったことを言っているんだ？ そんなクソ野郎になるものか」
「そうですよノア。カイザーが犯罪者になる訳ないじゃないですか」
「…」
コイツ、今自分を棚に上げたな。
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みかん - 更新待ってる (1月2日 0時) (
レス) id: 5b00a62990 (このIDを非表示/違反報告)
きむち - お話どタイプすぎます最高です。更新頑張ってください^_^ (2023年3月16日 12時) (レス) id: d0a8f1c067 (このIDを非表示/違反報告)
チビ黒帽子(プロフ) - Fate要素満載やしカイザーと世一がこれから漫画より殺伐とした関係になってくるのを期待してます！ (2023年2月15日 12時) (レス) @page29 id: 3cca07a536 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - 更新された瞬間読みました！！次が楽しみすぎます 🥲 (2023年2月12日 13時) (レス) @page28 id: f505b755ef (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ(プロフ) - あの髪上げてる世一君いいですよね！わたしはその時死んでましたｗｗ (2023年2月3日 12時) (レス) @page24 id: 90f93b6301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuri
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2023年1月14日 19時
