妹を蛞蝓なんかに渡さない【双黒】

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私には妹が居る。
え？ 初めからキャラクターの私から？()
そんなのは小説の所為にしてしまえ。←


ゴホン。


妹の名は太宰A。
もう本当に可愛くって昔は私の後ろを雛のように歩いていたのだよ。


それが今では



『中也さん、顔色悪いけど大丈夫ですか？』



中「悪ぃな」



私ではなく中也にくっついているのだ。
本っ当にムカつく。
中也なんか死んじゃえ。



私の予想ではAは普通に中也の事が好きなだけで、蛞蝓野郎は好意でAが好きって感じだろう。
中也のか・た・お・も・い♡←




見てて虫唾が走るよ。
私は前に1度こう思ったことがある。
もしAが中也のことが好きになって、付き合って、そして結婚したら…私は中也の義弟になってしまう！




何故かって？ 中也は4月生まれ、私は6月生まれ。
屈辱的だが、私は中也より生まれるたのが遅い為、義弟になってしまうのだ。




出来れば阻止したい。
Aには私だけ居ればいいのだ←




『お兄様、百面相なんかしてどうされましたか？』



太「いや、なんでもないよ」



蛞蝓なんかに私の最愛の妹を渡してたまるか

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